堂本光一さんが25年来続けているミュージカル、SHOCK。
『人間・失格』の番宣で出ていたバラエティ番組でぐうぜんKinKiのふたりを見かけて以来、細々とファンなわたし。
2000年のミレニアムショックに始まって、ほぼ毎回帝国劇場に足を運んでSHOCKを観劇しています。
最前列センターが取れ、インフルエンザの病み上がりでフラフラするなか這うようにして帝劇に向かったことも。(目が合った!ってふらつきながらもはしゃいだ記憶)
そんなSHOCKも、帝国劇場の建て替えに伴って、25周年を迎える今年、2024年で閉幕することが決まっています。
同じく光一くん好きな妹と2人、今年も帝国劇場へ。
長く観ているので、たくさんの思い出が蘇ってきます。
主演のコウイチ以外は可変のため、ライバル役もリカ役もオーナー役もたくさんの役者さんが演じてきました。ストーリー自体も現在の『Endless SHOCK』に落ち着くまでに、さんざんとんでもない展開を繰り広げてきたなぁ……と振り返るとしみじみしてしまいます。
悪魔の子が出てきたり
一人二役のアニキがいたり、
頭の上からお札が降ってきたり
コーヒーの香りがしてみたり
光一くんの大きな顔がドーンと舞台中央にそびえていたり。
いまの形になってからも、ちょっとずつ修正を繰り返して、どんどんわかりやすく自然な演出に進化しています。
特に、ネックレスの演出により、これまでゾンビだった(よね?)のが概念に変えられたのが大きな改良だと感じている点のひとつ。
(ネタバレになりすぎないように書いているので訳わからなかったらすみません)
超大掛かりなラダーフライングやらねぶたやら、オフブロードウェイの小さな劇場でできるのか……?と疑ってしまったり、いまもツッコミどころ満載ですが、そんなところも含めて楽しめるミュージカルでした。
今回で終わってしまうのは寂しいけれど、大立ち回りのあとの階段落ちとか、どうしたってハラハラしてしまうので、ちょっとホッとしてしまったのも事実です。
そういえば、かつては観劇前後に帝劇地下の「しなの路」で「座長スペシャル」なるおうどんを食べるのも定番だったなぁ……。納豆や大根おろしが乗っていて、ヘルシーかつおいしかったのです。
うどんよりそば派のため、そばに変更して作ってもらうこともしばしばでした。
帝劇内グルメでは、クレープや豚まんなども定番。クレープはもうなくなってしまったけど豚まんはいまも買えるので、幕間にほおばるのが楽しみのひとつです。
4〜5月の公演が終わったら、11月にもラストSHOCKが上演される予定なので洩れなく行きたいなと思っています。思い出をまたちょっと更新してSHOCK観劇歴の有終の美を飾りたい。