今年のクリスマス。
24日のイブは職場の納会だったため当日は何もせず、クリスマス前の週末に、横浜のホテルに泊まりに行くことにしました。
わたしの中ではクリスマスといえば『おいしい』となっているので、おいしいものを食べに行くのが主目的。(食い気がロマンティックを大幅に上回ってしまう質)
ということで横浜へ。もともと横浜は好きなのですが、この時期は特に、西洋館のクリスマスが好きなので今年も見に出かけました。
今年は山手十番館でクリスマスランチもすることに!
山手十番館は、大正や昭和初期に建てられたいわゆる「山手西洋館」のひとつではなく、明治100年を記念して建てられた一軒家のレストランです。
それでも1967年築なのだから、もう十分立派な「レトロ」ですよね。
山手の丘に佇む歴史ある洋館で愉しむフランス料理 | 山手十番館 レストラン&カフェ
ランチやお茶などで、学生時代から時々立ち寄っていた場所です。
クリスマスランチははじめてなのでとっても楽しみにしていました。
この日はクリスマス営業で1階のカフェは営業しておらず、2階のレストランのみ。
外国人墓地を見下ろす窓際の席に通していただけました。写真にはうまく撮れなかったけど、富士山もくっきりとよく見えました。
お料理はクリスマスの特別ランチコース。
前菜から赤や緑のクリスマスカラーが使われていて、クリスマスの気分が高まります。
どのお料理も美味しかったけれど、メインのスペシャリテ・牛タンシチューがほろっほろにやわらかくて大変美味でした。また食べたいな。
デザートはリースをイメージしたもので、終わりのない円形をしているリースは『永遠の愛』を意味するんだとか。
このひとときが永遠に続きますように、という願いを込めて……との説明があり、ロマンティックすぎてキュンとしてしまいました。
いちごでサンタさんが形どられていたりもして可愛らしく、近くのテーブルの子供も歓声を上げていました。テンション上がるよね、わかる!
おいしいお料理を堪能したあとは西洋館のクリスマス巡り。
それぞれの館で「世界のクリスマス」と題してさまざまな国のクリスマス装飾が楽しめます。西洋館は普段から素敵だけれど、クリスマス装飾を施された室内はいつも以上にキラキラしていて好き。
山手西洋館公式サイト|公益財団法人 横浜市緑の協会
まずは山手111番館。南アフリカのクリスマス。
南アフリカ、そんな暑い場所でクリスマス?ってちょっと不思議だったのですが、クリスチャンが多い国ときいて納得。鮮やかで可愛らしかったです。
イギリス館はやっぱり英国のクリスマス。赤を基調にした設えで、ずっといたいくらい好みでした。
ツリーに飾られたクリスマスカードも素敵。
最後はベーリックホールへ。一番好きな西洋館です。
なんといっても窓の形が可愛らしくて。いつも見惚れてしまいます。
ちなみに今年のクリスマスのテーマは「フィンランド」でした。
クリスマス装飾にまったく関係ないバスルームも激写。青いタイルがおしゃれ。
散々楽しんだあとは、本当は西洋館のカフェ(えの木ていやカフェエリスマン)でくつろぎたかったのだけれど行列だったので、元町まで降りてホットチョコレートをいただきました。
あかいくつバスに乗って、宿泊先のインターコンチネンタル横浜Pier8へ!
インターコンチネンタル横浜Pier 8 - 埠頭に位置する優雅なプライベート空間
横浜赤レンガ倉庫の近くに2019年オープンした新港埠頭の商業施設、ハンマーヘッド内にあるPier 8は3方を海で囲まれた立地。まるで客船の中にいるような気分が味わえます。
インテリアも船旅をイメージして造られているそう。
今回はみなとみらいビューに宿泊しました。お部屋の真ん中にガラス張りのお風呂があって、ぐるっと回遊できるつくり。
お風呂はガラス張りですが、スイッチひとつでスモークガラスにすることもできるので安心。
窓際にはソファと、ミニバーや冷蔵庫が入った大きなトランクの形のキャビネットがあって海を目の前に望むことができます。
だんだん日が暮れるみなとみらいの景色を眺めながら、しばしのんびり。
お風呂には用意されているエプソムソルトを入れて入ることができます。
エプソムソルト、愛用しているのでうれしい!
夜になったら夜景がとても綺麗で見惚れてしまいました。
観覧車がカラフル!
お部屋が素敵すぎてもう一歩も出たくない…となり、夕食はルームサービス。
ルームシアターでディズニーの『ファンタジア』や1954年公開のクリスマス映画『素晴らしき哉、人生!』を観てごろごろして過ごしました。
素晴らしき哉、人生! : 作品情報 - 映画.com
クリスマスじゃなくてもまた泊まりたいホテルです。
楽しかったー! 横浜やっぱり素敵です。