バルコニー日和

のんびりと過ごす日々のよしなしごと

さよならiPhone mini

ちいさなiPhoneが好きで、iPhone SEからiPhone13 miniに買い替えてはや3年。

 

このサイズにこだわり続けてきましたが、ついに普通サイズのiPhoneに替える日が来ました。

といっても発売されたばかりのiPhone16ではなく、これまでと同じiPhone13の Proです。

 

iPhone13miniはサイズ感も軽さもピンクの色合いもとっても気に入っていたのですが、最近容量がどんどん足りなくなってきていたのが一番のネックでした。

 

最新の16が一番スペックが高いのはわかっているけれど、iPhone 15からは充電端子がType-Cなんですよね。社給携帯がiPhone SE(第2世代)のため、Lightningのほうが同じ充電器を使いまわせていいなーというのと、正直そんなに高性能は求めていないので古い型でいいかなということで13に。

 

無印13でもよかったのだけど、トリプルカメラとマクロ撮影に惹かれてProを選択。容量は足りなくならないよう、これまでの倍の256GBにしました。

色はピンクの次に好きなゴールド。(Proのシリーズはピンクがないのです。残念)

 

さて、本日届いたiPhone13pro。

手に取っての感想は、とにかく重い……!

これまで使っていたiPhone13miniは140g、13Proは203gとなんと60g以上も違うので当然なのですが、わかっていても重たい。

ケースを付けないか、軽いものにするなど工夫して使いたいと思います。

 

ちゃんとできるかな、と心配していたデータ移行は『クイックスタート』で驚くほどスムーズに終えられました。iPhone同士って本当に楽。

 

3年間いっしょに過ごしたiPhone13miniは明日docomoに返却する予定です。これまでありがとね、という気持ちを込めてピカピカに拭き上げて箱にしまいました。

 

iPhone13Pro、これから大切に使います!

抜糸(ばついと)してきました

抜歯から1週間とちょっと。

まだ腫れやしこり、鈍い痛みはあるものの、だいぶ楽になってきています。

 

今日は大学病院で抜糸をしてきました。

抜糸はばっし、と読むのが通常だと思うのだけど、歯科では抜歯(ばっし)と区別するためにばついと、と読むことがあるようです。

 

抜糸の予約は朝の9時。

早い時間のほうが待たなくておすすめですよ、との口腔外科の受付の方のアドバイスで朝一番にしてみました。

といっても、大きな病院の割にこれまでのところ予約時間より待たされたことはほぼないのですが。

 

せっかく朝から行くのだから……と朝ごはんは病院の最寄りのカフェで食べることに決めて、7時台の電車で向かいます。

 

ちょうどラッシュ時間帯。

満員電車が大嫌いなので、グリーン車と始発電車を駆使して混雑なしで大学病院のある水道橋駅へ。

 

駅から徒歩5分ほどのカフェ『10 DIXANS 』(ディゾン)に向かうと、お客はわたしひとりでした。

緑が見えるお気に入りの席でバタートーストとカフェラテを頼み、しばしのんびり過ごしてから病院へ。

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受付をして口腔外科のある4階に上がって待っていると、予約ぴったりの時間に呼ばれ、抜糸はものの5分もかからずさくっと終わりました。

痛いかなと思っていたけど、ちょっとちくちくする程度でぜんぜん平気。

 

「順調ですね。何か気になることとかありますか?」

と歯科医師に聞かれたので

面白いくらいに腫れたこと、

内出血が首まで来ていること、

抜いた晩に激痛に襲われたこと、

歯肉切開が思ったよりも広範囲でびっくりしたこと、

などを伝えたところ

「けっこう埋まっていたので広めに切開しました。奥は骨も削りましたし、腫れも痛みもそんなものですよ。来月のもう片方の抜歯も同じくらいと思っていただいて」

とにこやかにあっさり。

 

そんなものなのね……!

 

考えたら、街の歯科で対応しきれずに大学病院の口腔外科に回される時点で難抜歯なのだから、先生方にとっては通常なのかもしれません。

 

反対側の歯も抜かないという選択肢はないので、抜歯後に備えてスープやお粥などの流動食の準備をしておこうと思います。

 

今回、尋常じゃない痛みは一晩だけで、あとは痛み止めもあまりいらない程度だったので、不安はいまのところありません。(なにせ静脈麻酔で寝たままやってもらえるし)

 

痛みさえ少なければ、腫れや内出血なんかは気にしなければどうということはないので。

片側の頬だけ腫れて四角くなりすぎて、カフェで2度見されたのもいい思い出です。

静脈麻酔で抜歯しました

行きつけの歯科医で1時間半の格闘の挙句、歯が硬すぎて抜けず縫合だけされて終わった、わたしの埋もれた親知らず。

大学病院を紹介してもらって本日抜歯してきました。

 

3月ごろ紹介状を書いてもらって初診の予約が取れたのが6月、その時の最短で9月半ば以降の抜歯が可能とのこと。大学病院は予約が大変と聞いてはいたけれど想像以上でした。

 

今回個人歯科で抜けなかった歯以外にも、数年前に別の歯医者で抜こうとして、途中で匙を投げられて根っこだけ残っている歯が2本ほどあったので(わたしの歯ってどれだけ硬いの)、9月と10月の2回に分けて計3本を抜くことに。

 

口腔外科の最初の問診の際に、抜歯怖いんですと伝えると、あっさりと「じゃ静脈麻酔でやりましょう!」と、局所麻酔だけではなく、うとうとする静脈麻酔も入れて行うことになりました。

難抜歯だしその方がいいでしょうとのこと。

 

抜歯の2週間ほど前に歯科麻酔科で麻酔科医の方から注意事項をお伺い。

「白い服とか高い服は着てこないでくださいね、血が飛び散るので」

「胃カメラなんかの際の静脈麻酔に比べると完全には眠らせないのでうとうとな感じですー。動いちゃうことがあるので、暴れすぎたりしたら中断して別日に全身麻酔にしますね!」

などなど、怖さが増す説明をされたあとでにっこりと「でも大丈夫ですよ!」と。

ほんとに?ほんとに? とより恐怖心が高まりつつ、抜歯当日を迎えました。

 

前日まで宝塚を観に兵庫県まで遊びに行っていたので、たっぷり寝たけどちょっぴりお疲れの抜歯当日。

事前に渡された注意事項のとおり、朝食は9時までに。胃の中に食べ物がいっぱい残っていると誤嚥性肺炎のリスクが高まるのだそうです。

 

15時の予約なので20分前くらいに総合受付で受付を行って、口腔外科や麻酔科のある階まで行って呼ばれるのを待ちました。

ちなみに洋服は血で汚れてもいいように、着古したグレーのTシャツです! クローゼットの奥から引っ張り出してきました。捨てないでおいてよかった。

 

15時ぴったりに呼ばれ、施術椅子に座るとさっそく血圧計とパルスオキシメーターを付けられました。麻酔の点滴は手の甲から。

 

「こないだ説明しましたけど、麻酔のかかり具合は個人差が大きいので少しずつ入れますねー。どうですか?」と麻酔医の方に言われ、最初のうちは効きがよくわからなくて「あんまりわからないですー」などと言っているうちに意識を失っていました。

 

術中、先生方があれこれ話しているのが聞こえていた気もするけれど、気がついたら「終わりましたよー」と声をかけられて無事に抜歯終了していました。あまりのあっさりさにびっくり。

手術自体も1時間もかからなかったみたいです。かかりつけの先生があんなに苦労して抜けなかった歯なのに、さすが大学病院の口腔外科。毎日歯を抜きまくっているだけはあります。ありがたい。

 

お昼を食べていなくておなかがすいていたので、帰宅途中、まだ局所麻酔が効いているうちにお気に入りのカフェでプリンを食べて……というか流し込んで帰宅。

 

局所麻酔が切れるに従って痛みも出てきたし、頰もぷっくり腫れてきたし帰宅後口をゆすいだら血が流れて焦ったりもしたけれど、抜歯時の痛みや恐怖から解放されただけで、こんなにストレスがないなんて!

体感一瞬だったとはいえほっぺたに血はついていたし、途中で仮歯が取れたりもしたようなのでつくづく意識がなくてよかったです。なお、Tシャツは無事でした。

 

これからどれくらい腫れて痛くなるかはちょっと気になりますが、しばらく安静にして治るのを待ちたいと思います。

経過はまた改めて。

 

まずは今夜、眠れるかなー。

 

日傘について考える・2024

 

3年前の夏に『最強の日傘』と称しておすすめ日傘のことを書きました。

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この日傘、何度か紛失したもののそのたびに戻ってきて強い絆を感じていたのですが、やはり何年も使うと汚れや劣化が気になるように。

1年ほど前、誕生日に色違いを家族からプレゼントしてもらいました。

 

今夏は昨年以上に暑かったこともあり、何を忘れても外出時には日傘!

女優日傘はちょっとした雨なら耐えてくれるし、何より「かわず張り」という二重の生地が張られているおかげでとてもしっかりしていて、強風にも持ちこたえてくれるのが嬉しいのです。

ゲリラ豪雨と突風はセットのようなものなので、何度も助けられました。

 

とはいえ、出社する際はどうしてもPCなどの荷物も増えてしまうし、必要ないときはしまえるよう、折りたたみの晴雨兼用傘を持ち歩く機会も増えてきました。

いま使っている折りたたみ傘は近所の駅ビルのKEYUKAで買ったもの。

とにかく軽くてシンプルなので、これはこれで気に入っています。

ただし、風にあんまり強くないので強風の日は使えないのが玉に瑕。

 

ということで、長傘については女優日傘が最強説は変わらないものの『折りたたみができて風に強くて軽めの傘』を現在は探しています。

女優日傘の折りたたみバージョンも試してみようかな。

友人が使っているサンバリアという日傘もよさそうで気になる……。

 

夏場の必需品の日傘、これからも模索はしばらく続きそうです。

爪先の楽しみ

夏の間、サンダルの時期になるとフットネイルを楽しんでいます。

 

10代の頃からネイルが好きで、月一ペースでネイルサロンに通っていました。

そのころはフットはほぼせず、ハンドネイルばかり。

 

ジェルネイルが隆盛になる前はマニキュアだったので、サロンでは事前会計が必須。しっかり塗ってもらったマニキュアが乾くまでには相当な時間を要するので、終わったあとは何もさわれないのです。

 

不器用でがさつなわたしにとって、乾くまで何もさわってはいけないというのはとても辛いものでした。

カフェで時間を潰してその間に乾かそうと思っても、ついうっかりメニューの端に塗ったばかりのネイルをぶつけてぐちゃっとなってしまったり……。

お直しもしてもらえますが、サロンに引き返して直してもらったすぐ後に、また同じことを繰り返してしまった時の絶望感と言ったら。

 

サロンに行かなくても自分で塗れればいいのですが、不器用すぎてはみ出さずに塗れたことがほぼないし、アートなんて夢のまた夢。自分で塗るときは、粗が目立ちにくい淡い色かラメ限定でした。

 

そんなわたしにとって、ジェルネイルは夢のような技術。

終わった直後に何でもさわれるし、ストーンもしっかり埋められているのでそうそう取れたりしないし。

初めてジェルにした時の感動はいまだに覚えています。

 

爪が薄くなってしまったり、グリーンネイルになってしまったりして幾度かお休みも挟みつつも長年ジェルネイルを続けていたのですが、数年前ウクレレを始めてからはきっぱりやめて素爪のままに。

一度ジェルネイルをすると1ヶ月くらいは落とさないので、短めに整えてもどうしてもその間に爪が伸びてしまい、ウクレレが弾きにくいのです。

先生からも「爪は短い方がいいかも……」とやんわりと言われたこともあり、ハンドネイルはやめることにしたのでした。

 

その代わりに始めたのがフットのジェルネイル。手にはちょっと躊躇するような華やかな色でも映えるし、ハンドネイルよりも長持ちするので気に入っています。

冬場はブーツなどを履いてしまって足先を見せることがほぼないので、サンダルが大活躍する夏の間がメイン。毎回のようにかかとのケアもしていただいているので、かかとの見えるサンダルやミュールを履くのに抵抗が減ってきたのも嬉しい効果です。

 

ネイルってもともと自己満足の楽しみだけど、フットネイルってハンドよりもなお『自分のため』感が強いように感じます。

たとえ爪先の出るサンダルを履いていたとしても、足元は手元より見られる機会も格段に少ないし。

自分の視界に足元が入ったとき、ネイルがきれいだと自分自身の気分がいいんですよね。

 

最近はジムでたまにヨガレッスンに参加したりして夏以外にも足指を出す機会があるので、秋以降もフットネイルとケアを続けてみようかな……と検討中。

 

手の爪のほうはジェルネイルはやめたものの、ツヤツヤ感は欲しいので淡い色のマニキュアや艶出し用の美容液を塗ったり、時々はネイルサロンでお手入れだけしてもらったりしています。

爪を切るのが苦手なので(やっぱり不器用)たまにプロに整えてもらうと感動します。

 

ウクレレのレッスンに間があくときにでも、またハンドジェルネイルもやってみたいな。

千葉の小江戸〜佐原商家町ホテルNIPPONIAに泊まる旅②

①の続きです。

 

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夕食前に離れのお風呂に入ってさっぱりし、用意されていた浴衣に着替えました。

浴衣と下駄で佐原の街並みをそぞろ歩きしつつレストラン棟へ。

 

チェックインしたレセプションの奥がレストランになっています。

酒蔵を改装した建物なので、ライトは酒蔵を模っているのだそう。

 

日本酒を使ったカクテルがおすすめとのことで、食前酒は日本酒と桃を使ったカクテルに。

 

お料理は地産地消を意識しているそうで、千葉県の食材がふんだんに使われていました。

味はもちろん、目にも美しいお料理の数々でした。

とうもろこしのムースはひまわりみたいなお花をかたどっていて特に可愛らしかったです。

メインの黒毛和牛のやわらかさも忘れられません。

日本酒はあまり得意じゃないのだけれど、せっかくなので地酒「すいごうさかり」の生酒もいただきました。

よく考えたらお部屋の冷蔵庫にインクルーシブの飲み物がたくさんあるのだからお部屋で飲んでもよかったのだけど、お料理と合わせたかったのでよしです!

〆のごはんはうなぎ茶漬け。せっかくうなぎの有名な佐原に来たのにうなぎを食べていなかったので、いただけて嬉しい。ふっくらしていて美味でした。



お部屋に帰ってからは離れのお風呂にまた向かい、置かれていた酒粕ボールを湯船に入れてもう一度のんびり浸かりました。檜のお風呂と半露天の五右衛門風呂を行ったり来たり。お風呂好きにはたまりません。

夜は外の音もそれほど聞こえて来ず、思っていたよりもよく眠ることができました。

 

朝はまたレストランへ。

和食の朝食でしたが、これがまたとても美味しかったのです。

新鮮な地元野菜たっぷりのサラダにおぼろ豆腐、「ものすごい鯖」(というらしい)の塩焼き、麹と卯の花の入ったほんのり甘い卵焼き。

汁物は粕汁かお味噌汁が選べて、おかわりもできました。

コシヒカリのごはんもおいしく、昨夜いっぱい食べたからおなかすかないかなと思っていたのが嘘のようにあっという間に完食でした。


朝ごはん後は佐原の町をしばしお散歩したり、チェックアウトの12時までのんびりと過ごしました。

 

コーヒーを飲みに立ち寄った『珈琲玉澤』さんは舟めぐりもできる小野川のほとりに建つ布団屋さんをリノベーションしたカフェで、開放感がありとってもおしゃれ。

コーヒーもおいしくて居心地のよいお店でした。

珈琲玉澤 | Coffee TAMAZAWA | 千葉県香取市佐原の自家焙煎珈琲店

 

ホテルに戻る途中で古書店の武雄書店さんに吸い寄せられ、文庫本を一冊購入。

ちょうど半額セールをしていて、50円で古いエッセイを手にすることができました。

木〜日のみ営業されているそうです。

 

最後に立ち寄った「オガワ薬局」さんはわたしたちが泊まったYATA101号の真前にあり、ふらっと入ってみたのですが、なんと明治19年創業の超老舗でした。ご先祖は伊能忠敬の侍医だったそう。現在の8代目店主のお父様は日本に初めてペニシリンを持ち込んだ軍の薬剤師だったとか。

なんでも鑑定団に出したという古い看板を見せていただいたり、お話を伺うだけでも面白く、聞き入ってしまいました。

つくづく、歴史のある町なんだなぁ……と実感。

 

NIPPONIAのチェックアウトの手続きは朝食後にレセプションで行なっているので、12時に部屋を出るときには鍵を部屋の中に残して電話を入れるだけでOK。

 

ぴかぴかの綺麗なホテルも大好きだけど、急な階段や軋む廊下もアトラクション感覚で楽しめる古民家ホテルの宿泊、なかなか乙なものでした!

今回わたしたちが泊まった商家のYATA以外にも、穀蔵や元料亭などいろいろな建物があるので、次は別のお部屋に泊まってみたいです。

www.nipponia-sawara.jp

 

 

千葉の小江戸〜佐原商家町ホテルNIPPONIAに泊まる旅①

佐原にある『佐原商家町ホテルNIPPONIA』。

憧れの古民家ホテルに初宿泊してきました。

 

佐原には以前も数回行ったことがありましたが、分散型のホテル『NIPPONIA』のことは知らず……もしかして当時はなかったのかな?

分散型ホテルというのは、建物がひとつではなく、まちの中にお部屋が点在しているタイプのホテルのことを言います。最近では古民家などをリノベーションした分散型ホテルが増えてきているそう。

 

10年以上前に友達と行ったフランス・エズ村のホテル「シャトー・エザ」も分散型ホテルでした。

昼間は観光客でごった返していた石造りの街並みは夜には静まりかえり、ライトアップされて幻想的。海を見下ろすホテルレストランで夕食をとってから夜の村を歩いて自分の部屋に戻ったときの高揚感は忘れられません。

外に出てもホテル、って、どこか物語の中に入ったようなわくわく感があるんですよね。日本でも増えてきて嬉しい。

 

さて、佐原です! 当日は電車で佐原駅まで向かいました。

駅舎は小江戸っぽさを意識した町屋風で、のれんもかかっていて涼しげ。

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駅前のロータリーには佐原出身の伊能忠敬の像があります。

旅情をかき立てる縦型の郵便ポストには佐原ならではのあやめのイラストなども描かれていました。こういう観光地っぽさ、けっこう好き。

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観光案内所でまちあるきマップを貰い、10分ほど歩いて『佐原商家町ホテルNIPPONIA』のフロント&レストラン棟へ。

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フロントとレストランのあるKAGURA棟は地元の酒造「馬場本店」の酒蔵を改装したものだそうです。天井が高くてとっても広く、開放感があります。

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わたしたちが泊まるお部屋はYATA101。

フロントから徒歩2分くらいと、比較的近い棟なので行き来が楽です。

預けた荷物はチェックイン時刻までにお部屋に運んでおいていただけるとのこと。

 

荷物を預けて身軽になったら遅めのお昼ごはんです。

佐原はうなぎも有名だけれど、暑すぎたのでさっぱりしたものがいいな、と観光案内所の方にも相談して佐原名物「黒切りそば」を食べることにしました。

黒切りそばがいただける小堀屋本店は、江戸時代から200年も続く老舗です。

行列ができることも多いそうですが、たまたまスムーズに入店することができました。

昆布を練り込んで作っているという黒切りそばは本当に真っ黒でびっくり。

つるつるした喉ごしでさっぱりしていて、添えられた天ぷらともよく合っておいしかったです。

おなかも満たされたところで、チェックインの時間まで佐原の街並みを少し歩いて……

(暑すぎてほとんどカフェで過ごしていましたが)

15時になるやいなや、待ちきれずに泊まるお部屋へ向かいました。

 

わたしたちが泊まるYATA棟は、以前はお布団などの綿製品を扱っていたお店なんだそう。今回宿泊する母屋のほかに、土蔵を改装したお部屋もあります。

 

暖簾をくぐって鍵を開けると、広い玄関の奥には縁側のある和室。

縁側の奥にはお手洗いがありました。

和室の右奥に扉があり、そこを開けると細長い廊下が!

ちょっとからくり屋敷感があってときめきます。

ちなみに、和室の隣はホテルの用具置き場か何かになっているらしく、入室してすぐは話し声や物音などが聞こえてきて(え、ほぼ一棟貸しのはずなのに?)と驚いてしまいましたが、夕方にはすっかり静かになってホッとしました。

 

廊下の先の階段をのぼると、古民家とは思えないほど広々としたベッドルーム。

ベッドの上には浴衣やアメニティが揃えられていました。

ミニバー内のドリンクはフリー。ビールや地酒、ジュースなどたくさん備え付けられていました。

今回は予約特典でスパークリングワインのフルボトルまで!

ソファも広くてごろごろするのに最適。

 

おしゃれにリノベーションされた広いお部屋は、HPを見て憧れていたまんまで感動しました。

 

一点、古い日本家屋だからか、すぐ横の道路を通る車の音や工事の音がダイレクトに響くのだけがちょっと気になりました。

トラックが走ったりすると部屋が揺れるほどだったし、アメニティに耳栓も置いてあったので(え、そういうこと? 夜眠れるかな……)と不安でしたが、夜中は車もあまり通らなかったのでまったく気にならずぐっすり。杞憂に済んでよかったです。

 

夕ごはんと翌日は②へ!

www.nipponia-sawara.jp