夏といえば浴衣!
今年も近所で行われる夏祭りや花火大会は軒並み中止なので、去年行った雅叙園みたいに浴衣を着てゆっくり遊びに行けるところはないかなぁ……と思っていたところ。
(雅叙園の百段階段浴衣めぐりおすすめです!過去記事はこちら)
鹿沼聡美さんご夫婦と成田のそば懐石の名店「虎智庵」さんに行く予定があったので、そうだ!浴衣を着て行くっていうのはどう?という話に。
せっかくだから聡美さんのご主人のむねぴもいっしょに、みんなで浴衣を着ようよ!と提案し、わくわくで当日を迎えました。
雅叙園でいただいた浴衣は帯が割と鮮やかな色味だったので、ちょっと雰囲気を変えたくて、着物屋さんで桐生織の淡い黄色の帯(裏が藤色で両面使える優れもの)と硝子の帯留め、藤色の髪留めを購入。
どれも夫が買ってくれました!ありがたい。
楽しみすぎて前夜はなかなか寝付けず。遠足前のこども状態でした……。
当日は聡美さんのご紹介で、船橋大神宮前のso-magicさんにヘアと着付けをお願いしました。
着付けもヘアセットもささっと手際よく、かつとっても綺麗に仕上げてくださって、炎天下を一日中歩き回っても夜中まで髪型も浴衣もまったく崩れることがありませんでした。しかも苦しくない!!
また絶対にお願いしたいです。次は着物でお出かけしたいなぁ。
わたしのあとに夫も着付けていただいたのですが、女性に比べると男性の着付けって一瞬なんですね。あっという間に終わり、先に着付けとヘアセットを済ませていた聡美さん&むねぴ夫妻と合流。いざ成田へ!
成田についてまず向かったのは成田山新勝寺……ではなくうなぎのお店。
美味しそうな煙がもくもく漂ってきていた『近江屋』さんに入りました。
浴衣なのでテーブル席を希望したところ、タイミングがよかったらしく、2階の奥の静かな個室に案内していただけました。鶴瓶さんとタモリさんもいらしたことがあるお部屋だそうです。
このとき時間は15時ごろ。お昼を食べていないとはいえ、18時から究極のそば懐石が待っているので、軽めにうなぎの蒲焼きとビールで乾杯。
(夫はおなかがすいたと言って天丼を食べていました。すごい)
聡美さんは身長がわたしより10cmほど高くてすらっとしているため仕立て上がりの浴衣だと丈が足りないとのことで、反物から仕立てた浴衣!
白地に淡い白銅色っぽい色の草花が描かれた浴衣に、桐生織の薄浅葱色の美しい帯。上品で、聡美さんにとっても似合っていて素敵でした。
しっとり和風美人の聡美さんと胸板がしっかりしているむねぴ。ふたりとも浴衣が自然すぎるほど似合うので「若女将と若旦那みたい!」と呼んでいました。
(ちなみに、むねぴは下駄だと足が痛くなりそう…と途中で洋靴に履き替えたので、別名「明治時代の文豪」とも)
そんな冗談を言い合いつつ、美味しいうなぎと生ビールですっかりいい気分。
成田山新勝寺にお詣りして(今度またお護摩受けに行こうっと)いよいよ今日の目的地、『虎智庵』さんへ!
その②へつづきます。