北陸紀行、やっと4です。
兼六園
ホテルに荷物を置いて、徒歩で兼六園へ。
今回泊まったホテルは金沢城や兼六園のほぼ真横にあるので観光がとても楽でした。
次に金沢に来るときも泊まりたいな。
兼六園の周りにもいくつか陶器のお店があり、九谷焼のお茶碗(飯碗)があきらめきれないわたしはいくつかのお店に入ってみたりも。
素敵なお茶碗はいくつもあったのだけど、どうにも決めかねて、いったん保留にして兼六園の中を散策することにしました。
兼六園は10年以上前にも来たことがあるはずなのに、例によってほとんど覚えていなくて新鮮でした。
よく整備されていて綺麗な庭園です。
晴れたかと思うと小雪が舞う不思議な天気だったので、幻想的な『雪の兼六園』の風情も楽しむことができました。
梅林の梅の花も満開!
暖冬で雪は積もっていなかったけれど、兼六園といえば、の雪吊りも見られて大満足でした。
兼六園の中にはいくつかのお茶屋さんがありますが、下調べして、人気だという納豆もちをぬかりなくゲット。
……したのですが、わくわくしてかじってみたら、何故かぬるくてちょっと悲しい気持ちになりました。熱々ならきっともっとおいしかったはず。
金沢城公園で和菓子をお茶を
兼六園をひとまわりしたあとは金沢城公園へ。
玉泉庵の和菓子と抹茶がお目当てです。
(納豆もちを食べたばかりですが)
到着したのは13時過ぎ。お昼の休憩が終わってちょうど開館したばかりでした。
庭園を眺めながら上生菓子をいただくひととき、静かで最高です。
お菓子は森八さんというお店のもので『春愁(しゅんしゅう)』だそうです。ホテルでいただいた『野遊び』といい、和菓子の名前って風情がありますね。
のんびり過ごしたあと、そろそろ遅めのお昼でも、と尾山神社を抜けて近江町市場に向かうことに。
尾山神社は前田利家公を祀っている神社で、ステンドグラスが美しいことで有名です。
かわいいかえるのオブジェ(?)も!
尾山神社を出ると、すぐ角の場所にうつわ屋さんを見つけたので入ってみることにしました。
九谷焼の『黒田龍華堂』さんです。
そこでついに、わたしが欲しかった小ぶりのサイズで、ちょっぴり北欧風のポップな模様が描かれたお茶碗を見つけました。
海野裕さんという作家さんの作品だそうです。
食洗器などが使えないのは承知で、これだ!と心に決めたものの、念のため
「あの、これレンジや食洗器とかはだめですよね」
とお店の人に聞いてみると、こともなげに
「あ、使えますよ!」との回答が。
思わず「えっ?」と聞き返してしまいました。
まさかまさかの。
金沢を出る直前になって、気に入ったデザインとサイズで九谷焼、食洗器とレンジOKという理想どおりの器に出会えたのでした。
ちなみに夫がプレゼントしてくれました。
やったー。
ほくほくしつつ近江町市場の市場ずしでおいしいお寿司を食べて、2日目の宿の富山県・氷見に向かいます!