金沢旅行のレポを書ききっていないのですが……
今年は3月末のわたしの誕生日にも桜がまだつぼみ。
4月になってやっと咲いたので、決算作業で休日出勤の合間を縫って小湊鐵道に乗ってきました。
地理で言うと南なのに、都内よりも開花が遅い小湊沿線。
まだ満開じゃないだろうなぁ……と思いつつ、桜は咲き始めるとあっという間なので次の週まで待ちきれず。
小湊鐵道が毎年走行している房総里山トロッコは、車両のトラブルのため残念ながら運休中。
その代わりに全車指定席の観光列車が運行するとのことで、予約して向かいました。
キハ40形観光急行列車に乗ろう | トピックス | 小湊鐵道株式会社
乗る前に、五井駅で『こみなと待合室』にも立ち寄り。
「安全第一カレー」という面白い名前のカレーを見つけたので注文してみました。
地元市原産のキャベツを使い、交通でも食でも安全を伝えたいという想いが詰まったカレーなんだとか。ちなみに原材料はこんな感じです。
【原材料 】野菜(たまねぎ(国産)、キャベツ(千葉県市原市産)、にんじん(国産))、鶏肉、トマトペースト、でん粉、トマトケチャップ、りんごペースト、なたね油、バター(乳成分を含む)、香辛料、食塩、砂糖、しょうがペースト、にんにくペースト、ウスターソース、ココアパウダー
カレーを食べたあとは、小湊鐵道のかわいい車両を見ながら乗車時間までのんびり時間を潰しました。
上総牛久駅までは普通の列車で向かい、観光急行に乗り換え。
キハ40形の観光急行はレトロな雰囲気たっぷりで、なつかしさたっぷりのボックス席にきゅんとします。
トロッコと違い窓がしっかりあるので、まだ肌寒い春先にはむしろちょうどよかったかも。
上総牛久駅を出発する前に、改札外にあるコーヒースタンドに向かいました。前に来たときに見つけて、コーヒーがおいしかったので今回も寄りたかったのです。
改札を出てすぐ上を見上げると、かわいい四角のランタンがたくさんぶら下がっていました。
ひとつひとつにおうちやお店のような絵が書いてあります。空に町が浮かんでいるみたい。
駅舎の片隅のコーヒースタンド『#牛久にカフェを作りたいんだ』さんで無事カフェオレを購入して車内へ。
車窓から見える沿線の景色は、満開直前の桜の淡いピンク色と、そろそろ見頃終盤かな、という風情の菜の花の黄色のコントラストがとても美しかったです。
前にも桜の時期に来たことがありましたが、その時は菜の花がすっかり終わってしまっていたので両方がこんなにきれいに見られるとは予想外でした。
今回の観光列車は、いくつかの駅で停車時間を長く取ってくれるのも嬉しいところ。
ただ、3両編成だったのでホームに車両が入り切らず、隣の車両まで行かないと降りられないこともしばしば。
慌てて降りて、スマホで写真をパシャパシャ撮ってから 発車時間に間に合うように急いで戻る、というのを何回か繰り返しました。
夜の桜リフレクションで有名な飯給駅にはカメラを構えた人がたくさん!
リフレクションのために、水田には地元のボランティアの方がわざわざ水を引いてくださっているのだそう。桜と菜の花と水田、昼間も十分すぎるくらいきれいでした。
養老渓谷駅手前、有名な石神の菜の花畑を通過する際には「もうすぐ石神の菜の花畑です。左右どちらからでもご覧いただけます」というアナウンスも。
石神の菜の花畑はまさに『いちめんのなのはな』!
養老渓谷駅で降りて、駅の足湯で乗車疲れを癒してから、手作りだといういちごとミルクのジェラートに舌鼓。
ダブルしかないとのことでダブルを注文したのですが、「はいどうぞ」と渡されたジェラートはどう見てもミルク・いちご・ミルクのトリプルで、思った以上に食べごたえありでした。
帰りも観光急行の指定席で、ゆったりと五井まで乗車。
朝はあやしかった雲行きも午後にはどんどん晴れてきて、お花見日和の大満足の1日でした。
トロッコが復活したらまた乗りに来ようっと。