中山でおひなまつりが開催されていると聞いてさっそく行ってきました。
場所はJR下総中山駅から、中山法華経寺〜奥之院あたりまで。
地域のかたが一体になって中山の町をおひなまつり一色にしているとのこと。
ただ、今年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で予定されていたイベントはすべて中止。
とはいえ、おひなさまを見て歩けるというだけでもとっても魅力的です。
下総中山の北口から法華経寺方面に歩き始めると、さっそくつるし雛とおひなさまを発見。
他にも、軒先につるし雛を飾っていたり、硝子戸の奥に見えるようにおひなさまを飾っていたり。あちこちのお店でおひなさまを見かけることができました。
和菓子の伊勢屋さんでもさりげなくつるし雛。
今川焼きが美味しそうだったので購入しました。あつあつ!
今川焼きを頬張りながら大好きな清華園へ。
清華園では縁側からおひなさまを観賞することができました。
説明してくださった方曰く、例年はお座敷にもいくつかおひなさまを飾っていたのが、今年はコロナの影響で建物の中には上がれず縁側から観賞するだけになったそう。
明るい日差しのなかで見るおひなさまは生き生きと、より華やかに見えます。
清華園の次は法華経寺へ。
いつ見ても立派な山門!
中山のおひなまつりのピンクの幟があちこちに立っていました。
法華経寺では、鬼子母神堂がおひなさまの展示場所。
たくさんのおひなさまが飾られていました。
お道具の精巧さに思わず見入ってしまいました。
実家で飾ってくれていた七段飾りのおひなさまも、やっぱりお道具が可愛らしくて大好きだったのを思い出します。
かつてこのおひなさまの持ち主だった子も、きっと胸をときめかせていたんだろうなぁ……と思いを馳せてみたりして。
子どものころ、七段飾りの階段をのぼろうとして叱られたことや、おひなさまの中だったら誰になろうかなぁ、と真剣に考えた記憶も蘇ってきました。
三人官女はお仕事をしてるのよ、と教えてもらって、働くのはめんどくさいからお姫さまか、せめて音楽を奏でて楽しそうな五人囃子になろうと心に決めていた子ども時代の私。
当時からぐうたらは変わっていません……。
帰り道、参道でよく見かけるねこに出会いました。
いつも参詣者にいいものを食べさせてもらっているおかげか、まるまると太っています。
中山のおひなまつりは思った以上に『おひなさま一色』で楽しかったです。
2022年の開催は2/19〜3/3まで。
今回は奥之院や安房神社に行けなかったので次回こそは!
来年にはイベントも復活するといいな。
おまけ。
乗り換えの西船橋駅(下総中山から一駅)でもおひなさまを見かけました。
駅長犬とつるし雛。可愛い。