成田ダブルデート(?)の続きです。
前回の記事はこちら。
成田駅から15分ほど電車に揺られて滑河駅に降り立ちました。
目的のお店は 成田・虎智庵 さん。
歩くと40分ほどはかかってしまう距離ですが、ありがたいことに車でお迎えに来ていただけました。
虎智庵さんは古民家を改造した趣のある一軒家。
夜は一組限定で、おいしいそば懐石がいただけます!
昨年の夏にも聡美さんご夫妻に連れてきていただき、あまりのおいしさに「また行きたい!」とリクエストして再訪となりました。
夫婦仲がよくて(やり取りがいつも微笑ましい)おいしいものが大好きな聡美さんご夫婦。いっしょにおいしいものを食べる時間はいつもとても楽しいです。
虫の声が響く一軒家は“田舎で過ごす夏休み“感が漂っていて、しかも今回は4人とも浴衣姿とあって非日常感もひとしおです。
日本酒や梅酒など、飲みたいお酒をそれぞれに頼んでまずは乾杯!
(夫はいつものごとくビール一杯で真っ赤に)
お月様みたいな美しい先付けは、大好きなとうもろこしのスープ。
続いて盛り合わせ。
だし巻きたまごは間違いなく、これまでいただいた中で一番のおいしさでした。
他にもお酒によく合うクリームチーズの味噌漬けやおそばのマリネ、ふわふわの穴子、鴨などなど……なにもかもおいしくて、どれを最後に食べようか真剣に悩みました。
(最後のひとくちは一番おいしいものを食べたいタイプ)
続いてお造り。
真鯛もさることながら、赤貝が驚くほどプリップリでした。
サーモンを巻いた湯葉は、口の中でとろっととろけるやわらかさ。湯葉大好きな夫は「もうこれだけでクライマックス……」とうっとり。(気持ちはわかる)
そばがき。新じゃがの芋もちと豚の角煮とともに。
そばがきは、こんなに雑味のないそばがきは他にない!と思わせる素晴らしい味わい。
新じゃがも角煮もとろとろで、お出汁もおいしかったです。
またすぐにでも食べたい。
鮎の煮浸し。
塩焼きでしか食べたことのなかった鮎。やわらかくて美味でした〜。
鮎を、骨すら残さず綺麗に食べきった聡美さんのご主人のむねぴ。「にゃー!!」とネコになっていました。最近かわいさが炸裂しています。
(このあとおそばを食べたときには、おいしさのあまりなぜか「パオーン!」と叫んでいました。なぜ象……?)
桜海老オンリーのかき揚げ。
これがまた忘れられないお味! ふわふわで香ばしくて、おいしいしか言えない。
そしてそして。
待ちに待ったおそばです!!
ここのおそばは香りがとってもよくて、香りだけでも楽しめるくらい。
めんつゆも用意されているのだけど、なにもつけなくても十分に美味しいのです。夫とわたしのお気に入りはお塩をちょっとだけつけるいただき方。
十割蕎麦ですが、よくあるぽそぽそ感も皆無。
デザートは大好物の桃。桃も感動的なおいしさでした。
お料理がおいしいのはわかるけど、桃までここまでおいしいってどういうこと!?と混乱しちゃうくらい。
どのお料理も最高すぎて「おいしい」以外の語彙を忘れてしまったひとときでした。
食べすぎておなかがはち切れそうでしたが、こんなおいしいもので満たされたおなかなら、はち切れても本望です。
またぜったいに伺います!!