今年の夏は夏らしいことがなんにもできず。
せめて!ということで、感染者がすこし落ち着いたタイミングで目黒にあるホテル雅叙園東京の『和のあかり×百段階段2021』に、夫と足を運んできました。
できるかぎり密を避けようと、平日の日中、お食事は館内の料亭の個室を利用して。
※2021年9月26日で会期終了しています。終了間近に滑り込みました!
気分だけでも夏を感じたくて浴衣付きプランをセレクト。
好きな浴衣を選ばせてもらい、着付けまでしていただけるという至れり尽くせりのプランです。しかも浴衣+帯+籠バッグ+下駄は持ち帰れます。
浴衣姿でお料理を堪能し、百段階段を満喫できて、さらに浴衣セットがいただけるなんて。素敵すぎるプラン。
9月に入ってから涼しい日が続いていましたが、予約当日はちょうど夏が戻ったかのような暑い一日で浴衣を着るのにぴったりの日になりました。
ホテルに到着すると、まずは浴衣の着付けから。
着付けの会場には数十枚の浴衣が用意されていて、帯・バッグ・下駄とそれぞれ自分で選んでいくシステム。
浴衣の素材は綿と綿麻が用意されていて値段がちょっぴり異なります。私は綿麻の浴衣をセレクト。
着替えたあとは男性用の会場で同じように浴衣を着付けてもらっていた夫と合流して、館内の料亭『渡風亭』へ。
全天候型の料亭。すごい。
個室に案内していただき、ゆったりとお食事を堪能しました。
雅叙園は式場見学で訪れたことがあり、試食がとっても美味しかったのが印象的でした。やっぱりおいしかった…!!!!
いちょうやうさぎ、月を象ったお料理の数々。美しいうえにおいしいなんて最高。
松茸ごはん!
食後に散策した百段階段は想像以上に雰囲気があって圧倒されます。
お部屋ごとに趣向を凝らしたあかりが楽しめて、99段ある階段を昇るのもまったく苦になりませんでした。
どこを撮っても絵になりますし、和の空間なので浴衣ともぴったり。
平日だったせいか入場をある程度絞っているせいか、ほぼ密になる空間はなくゆっくりと鑑賞できました。
ちなみに99段なのになぜ百段階段?という謎の答えは最上階に書いてありました。
奇数が縁起がよいとされていること、未完成の美学、など理由は諸説あるようですが、いずれにしても縁起かつぎの意味合いのようです。
雅叙園は百段階段だけではなく、館内全体が豪華絢爛な和の雰囲気なので館内を歩くだけで気分がとっても上がります。
小川が流れ、朱塗りの橋が架けられていることで有名なお手洗いにも、無駄に何度も足を運んでしまいました。
詳細はこちらのブログで紹介されていました。まさにこれ!です。
浴衣で百段階段。人も少なくてゆっくりと楽しめた一日でした。
こんなふうにおでかけしたのっていつ以来だろう。
少なくとも浴衣は2年ぶりかな?
たっぷり楽しんだあとは洋服に着替えなおし、ラッシュが始まる前に帰宅。
遅ればせながらようやく夏を満喫した一日でした。
最上階にいた金魚。かわいい。