バルコニー日和

のんびりと過ごす日々のよしなしごと

幅広外反母趾の靴選び

いきなりですが、わたしは靴を選ぶのが本当に大変です。

 

足のサイズ自体は23.5センチで標準的なものの、足幅(ワイズ)が3Eとけっこうな幅広。

しかも長年無理してパンプスなどに足を押し込めてきたせいか外反母趾もひどい。

 

かつてアシックスウォーキングで計測をしてもらった際、担当してくれた店員さんは測る前

「みなさんだいたいご自身のことを幅広って仰るんですが、日本人女性は実は足幅が狭い方が多いんですよ」

とにこやかに言っていらしたのに、実際測ったら「あ、広めですね……」となったのは忘れられません。

 

気に入った靴を試し履きしても、足が痛くならなかったことがほぼないという哀しみ。

もっと困るのは、お店では大丈夫かなと思っても、買って帰って履いてみたら痛くなってしまうこと。

もう何足それでダメにしたことか……。

 

ミュールは特に鬼門で、試し履きの段階では大丈夫だと思ったのに、1日履いたら足が激痛に見舞われて1週間ほど歩けなくなってしまったことも。

整形外科の医師曰く、指先が圧迫されたせいで神経痛を引き起こしたのでは?とのことでした。

切ない夏の思い出です。

 

 外反母趾用と謳っているブランドの靴を試してみたり、オーダーシューズを作ったり、シューフィッターのいる百貨店で選んでもらったり。

いろいろと試してはみたものの、木型が合わなかったり、サイズが合ってもデザインがイマイチだったりして、しっくりくる靴にはなかなか出会えず。

 

スニーカーを履くことも多いのですが、出勤時やおしゃれして出かける時は、もう少しきちんとした靴を履きたいのですよね。

 

そんなわたしの靴選びのポイントは、とにかくひたすら履いてみること。幅広用や外反母趾用となっていても、自分の足に合うかはわからないので。そして、ポインテッドトゥは諦める。これも肝心です。

 

以前から気に入っているのはレペットのバレエシューズ。

柔らかくて履きやすいのですが、底が薄くてたくさん歩くと足の裏が痛くなるので中敷きを入れて履いています。

そろそろ買い足したいけど、お値段がどんどん上がっているので気軽に買うにはちょっと勇気が必要になってきました……。

 

夏場は、去年出会った銀座かねまつのスポーツサンダルを一日置きくらいに履いています。

かねまつはワイズD(細め)が主流で、わたしのような幅広外反母趾族はお呼びではないブランドなのですが、このスポーツサンダルはマジックテープで幅調整ができるのでわたしでも履けるのです。嬉し過ぎて色違いでもう2足め。

TN-240474:サンダル|SHOES CONCIERGE(シューズコンシェルジュ)

 

ルタロンのレザービットバブーシュも、たまたま出会ったのですが履きやすくて愛用中です。色は白。お手入れにはちょっと気をつかうけど、白いローファーにずっと憧れつつ諦めていたのでやっと履けて嬉しい。

 

合う靴が少ないので、これいい!となったものはリピートしがち。

あとは……

革靴ばかりで雨の日に履ける靴を持っていないので、レインシューズで履きやすいものを見つけたいなぁ。梅雨入りもしたことですし。

 

またシューズ試し履きの旅に出なくては。