バルコニー日和

のんびりと過ごす日々のよしなしごと

新緑の仙台③るーぷるで半日観光

 

emilinbalcony.com

emilinbalcony.com

 

の続きです。

 

仙台で一泊した翌朝。

夫はホテルの部屋で深夜まで仕事の続きをしていたので、起きたのはちょっと遅め。

宿泊したドーミーインは温泉付きだったので、朝風呂に入ってからホテルのビュッフェで朝食を取ることにしました。

 

海鮮にほたるいか(好物)、笹かまなど仙台らしいものが並んでいて充実しています。

夫もこのホテルの朝食ビュッフェはお気に入りみたい。

おやつを食べるのを見越して朝食は控えめにしようと思っていたのに、すっかりおなかいっぱいになってしまいました。

 

この日は12:30過ぎには仙台駅を出る新幹線に乗る予定。

朝食を終えた時点ですでに朝9時を回っていたので、自由に使える時間は約3時間ほどです。

わたしは仙台の町は4回めなので駅周辺の観光地はひととおり行ったことがありますが、夫は出張で幾度となく来ていながら、一度も観光をしたことがないとのこと。

るーぷる仙台という周遊バスを利用して短時間でささっと観光をするのがいいのでは、と仙台駅のるーぷる乗り場に向かいました。

るーぷるは茶色のかわいらしい車体で、車内では観光アナウンスも流れています。仙台の主要な観光地を網羅しているし、週末は約20分間隔で運行しているので仙台観光にはとっても便利。

一回乗車で260円、一日乗車券が630円なので何度も乗り降りするなら一日乗車券がお得です。

 

今回わたしたちは時間の関係から瑞鳳殿と仙台城に的を絞っていたので、一回券で乗車してまずは瑞鳳殿のバス停で下車。

バスを降りてからだいぶ歩きます。

数年前に来た時もるーぷるを使ったはずだけど、こんなに歩いた記憶がなくて「こんなに遠かったっけ?」と途中でへこたれそうになってしまいました。

 

しかもずっと坂道! 歩きやすい靴で来てよかったです。

 

それにしても、ほんとうに新緑がきれい。

 

伊達政宗公の霊廟である瑞鳳殿をはじめ、伊達藩主の方々の霊廟がいくつも並んでいます。

霊廟の周りには殉死した家来たちの供養塔もありました。

こんなに立派できらびやかなお墓……すごいなぁ。

 

さて、誰が言い出したのか、瑞鳳殿にはスケート靴に見える石畳があるらしく、羽生ファンの聖地のひとつになっているらしいです。

 

言われてみればたしかにスケート靴みたい。

 

もう一度るーぷるに乗って、次は青葉城(仙台城)を目指します。

2022年の地震で一部通行止めになっているということで、途中からシャトルバスに乗り換え。

無事、政宗公の騎馬像が佇む仙台城址にやってきました。

 

仙台の町を一望できてとても清々しい場所です。

伊達武将隊の伊達成実さん(伊達政宗のいとこ)もいらっしゃり、「それがしが写真をお撮り申そうか」と気さくに声をかけてくれました。

わたしたちの写真を撮ってくれた後も、次々に観光客に囲まれていて人気者でした。

わたしも甲冑着てみたいなぁ……。

 

仙台城からまたシャトルバスに乗り、青葉山公園にある五色沼へ。

羽生くんが「週末仙台」という冊子の企画で訪れたこともある、日本フィギュアスケート発祥の地です。

いまも冬になるとスケートができるくらい厚く凍るのかな?

 

ここまで来たらせっかくだし、と、国際センター駅の羽生くんパネルも見にいきました。

パネルの前では大学生くらいのたくさんの観光客が同じポーズをしてはしゃいでいて、写真を撮るタイミングを見計らうのが難しかったです。

 

国際センター駅の2階はひろびろとしていて、前日行ったカフェモーツァルトの支店もあります。

テラスでお茶をしてから仙台駅に戻ることにしました。

 

ずんだ餅と紅茶のセット。

 

仙台駅までは地下鉄で戻ってもよかったのですが、昨日わたしがダテバイクに乗って楽しかった話をしていたので夫も乗ってみたくなったらしく、国際センター駅のポートから仙台駅までダテバイクで向かうことにしました。

docomo-cycle.jp

 

どうせなら新緑をたっぷり目に焼き付けながら帰ろうと、昨日と同じ道を通って、定禅寺通り経由で仙台駅まで。

昨日通ったきれいな新緑の道を、夫といっしょに走れて楽しかった!

 

仙台の締めくくりは牛たん。

駅ナカの牛たん通りで「テイクアウトOK」と書いているお店に飛び込んで焼いてもらって、ほかほかの牛たん弁当を手に新幹線へ。

改札前にあったずんだ茶寮でちゃっかりずんだ餅も購入して、ずんだ納めも抜かりなく。

 

あっという間の仙台旅。

朝市や松島にも足を延ばしたかったし行きたかったカフェもまだまだあるのだけれど、また今度のお楽しみに取っておきます。

今度は牡蠣の美味しい季節に行くのもいいな。