鹿沼聡美さんの著書『自由なあしたをつくるレシピ』略して”あすつく”が発売されました!
つくり始めから極細々とお手伝いをさせてもらっていたので感無量。
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内容のよさはもちろんながら、書籍製作のプロである聡美さんの夫のむねぴ氏の力もあって、書籍としてのクオリティがまずすごい。
表紙は吸い付くような触り心地のよさだし、本文も別冊レシピも紙質や捲りやすさまで考えられていて、つい手に取りたくなります。
手にするひとのことを考えた、こういうちょっとしたこだわりも嬉しいです。
そしてそして、内容も、こんなに盛り沢山でいいの? というくらい充実しています。
薬膳&分子栄養学の知識やご自身の経験を活かして、栄養の講座を開いたり、かんたんでおいしいお料理レシピ、ライフマネジメントなどを広めている聡美さん。
彼女のこれまでが、ぎゅっと凝縮して綴じ込められています。
タイトルに『レシピ』とあるとおり、聡美さんご本人が紆余曲折を経てたどり着いた、彼女自身のレシピ=秘訣がたくさん。
食に向き合うようになったきっかけから、食事の取りかたや食材の選びかたなど。
更にそこから、自分のこころへの向き合いかた、心地いい人間関係のつくりかた、などなど。
まずは食を整えて身体とこころの土台をつくり、自分らしくいられる場所をつくっていった過程がていねいに記されています。
別冊として、とっても使えるかんたんおいしいお料理のレシピ帖まで!
ちなみに、表紙含め書籍内の写真はすべて聡美さん自身が撮影されています。写真がきれいでおしゃれなのも魅力のひとつ。
そして、本書で聡美さんが繰り返し書かれている、一番伝えたいこと。
それは『自分で選び、決める』こと。
書かれているのはあくまで聡美さんが見つけた、聡美さん流の『レシピ』であって、ヒントにするのはいいけれど「これが正解」と頼り切るものではないということ。
大事にするのは、まずは自分がどうしたいか。
それぞれの自分らしさを見つけていくのが、それぞれの『自由なあした』をつくっていく、ということです。
わたしは聡美さんのオンラインサロンに発足当初から入っているのですが、聡美さんの好きなところのひとつとして『まっすぐ』というのがあります。
ここぞと思ったことには気の済むまで取り組むし、いいことはもちろん、心のモヤモヤや葛藤すら(もちろん言える時に、言える範囲で)正直に伝えてくれる方なんですよね。
そんな、嘘のない、いい意味での不器用さが好きで、だからこそ聡美さんの言葉は易しいのに響くんだろうなと感じます。
自分で選んで、自分で決める。
そのための『レシピ』がたくさん散りばめられた一冊です。
なお、別冊お料理レシピ帖はキッチンに常備しておきたいレベル。
わたしはここのところ、グルテンフリーのふんわりたまご蒸しパンをせいろでつくるのにはまり中です。
購入はBOOTHから。
★余談★
そうそう。
わたしなぞがどこを手伝ったのかと言うと、書籍のタイトルのアイデア出しやコラムの選定、QAページの原稿などです。あとは最後に梱包もちょっぴり。
提案したタイトル『桐生に生まれて』は瞬時にボツになりましたが、いま思えばボツでほんとによかった……!
プロジェクトメンバーと何度もカフェで集まっての打ち合わせ、学園祭の準備みたいなわくわく感があって楽しかったなぁ。