以前、群馬の友人からおみやげでいただいた『まゆこもり』。
とっても気に入って「あれすごくよかったー!」と伝えたところ、なんと20個もの大容量バージョンを再度プレゼントしてくれました。嬉しい!!
そんな『まゆこもり』。
富岡藩が幕府に献上していたという冨岡名産の葛粉を、富岡製糸場のお蚕さんに見立ててつくったものだそうです。
くわしくはこちら。
千代紙を貼ったようなきれいな化粧箱入り。
蓋を開けると、ほんとうにお蚕さんのまゆが並んでいるみたい!
まゆの形に固められているのが愛らしくてきゅんとします。
そういえば、母方の祖父の実家は長野県ですが、かつて家でお蚕さんを育てていたと聞いたことがあります。お蚕さんはとても大切なものだったのだそう。
お蚕さん、やお蚕さま、と敬称で呼ばれていたことからも、大事にされていたのがわかる気がします。
さて。とはいえこれは絹糸ではなくておいしい葛。
まゆこもりのいただきかたはとてもかんたん。まずはそのままカップに入れます。
スプーンで適当につぶします。
お湯をそそいでぐるぐるかき混ぜてできあがり。
私はここに粉末だし(スープスープ)を入れてちびちび飲むのにはまっています。
もちろんそのままでもおいしいし、甘いものが飲みたい気分の時ははちみつを入れたりも。
冷やして固めてもおいしいみたいなので今度やってみようっと。
粉末の葛湯はよく見かけるけど、まゆこもりは固形なのでマグカップにぽんと放りこめてめんどくさがりでも使いやすいし、形もかわいくておいしいのが気に入っています。
形も楽しみつつ、ゆっくりといただこうと思います♪