バルコニー日和

のんびりと過ごす日々のよしなしごと

東伊豆親子旅行①すすき野原は蜂がいっぱい

11月の晴れた日、夫の両親といっしょに東伊豆に出かけました。

義理の母の古希お祝いです。

 

宿泊は、前に行ってすっかりお気に入りになった『稲取銀水荘』。

前回と同様、露天風呂付きの客室を選びました。

 

広めのお部屋で親子同室にするかちょっと悩んだものの、隣同士のふた部屋を予約。

両親はとても規則正しい生活を送っていて、毎晩22時には寝てしまい、5時半には起きて朝の体操をしているのです。

かたや、夫はいつも宵っぱり。仕事が忙しいのもあるけれど、休みの日でも大抵遅寝遅起きです。

完全に生活リズムが違うので、ふた部屋のほうが気を遣わなくていいよね、ということになりました。

 

当日は品川から踊り子号で伊豆稲取へ。

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全席グリーンのサフィール踊り子ももちろん素敵だけど、今回乗ったふつうの踊り子号もさわやかなブルーでお気に入り。

 

海沿いを直走り、2時間半弱で伊豆稲取駅に到着!

東京を出るときは曇っていたけれど、伊豆に着く頃にはきれいな青空が広がっていました。

 

伊豆稲取駅、2年前とは様変わりしておしゃれなお土産屋さん兼カフェができていてびっくり。旧来のお土産やさんが閉店するのをきっかけにクラウドファンディングで資金を集め、今年2024年の4月にオープンしたばかりだそうです。 

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イズイナトリ、って片仮名で書いてあるTシャツもありました。かわいい。
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駅を出たら、まずは駅前の『まると水産』で地魚たっぷりの海鮮丼ランチ。

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駅から少し歩いたところにもおいしいお店がいくつかあるのですが、すすきを見に高原の方まで行きたかったので駅近でさくっと。

お店の方おすすめのおまかせ丼にしましたがおいしかったです。

 

食後は駅前から臨時バスに乗り、すすき祭り開催中の細野高原へ向かいました。
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すすき祭りは毎年この時期に行われているイベントで、キッチンカーが出たりスタンプラリーでプレゼントがもらえたりするのです。

 

途中、バス内の観光案内アナウンスで高原には熊や蜂が出る旨、もし怪我をしたら救護室へ…と言っていて(まさかー、イベント中で人いっぱいいるだろうし蜂なんて今頃いないしっ)などとのんきに構えていたのですが。

 

バスを降りたらぶーーーん、という音があちこちに。

なんだろ?と思っていると、アシナガバチやスズメバチ(高速で飛んでいたのでおそらく。アシナガバチはあんなに速く飛べない)がどこを見てもいるのです。

バス停にもお手洗いの個室にも、キッチンカーの屋根の下にも歩道の脇にも。

歩くたびに目の前を蜂が掠めて行きます。

 

キッチンカーの方によると、急に暑くなったので昨日までいなかった蜂が出てきてしまったとのこと。 その日は11月後半とは思えないほどの暑さで、Tシャツ一枚でも歩けるくらいでした。

遊歩道の奥の方ではオオスズメバチが出て、駆除のため通行禁止になっているそうです。

 

まさかこの時期に蜂が大量発生しているとは思わず、うっかりと蜂の好む

・黒っぽい服

・揺れるスカート

・整髪料(ほんのり香るオイル)をつけた状態

でのこのこ来てしまったわたし。

道理で、両親や夫よりもわたしのまわりに蜂たちが集まっているなとは思っていたのです。

スカートにまとわりつく蜂、髪のまわりを彷徨う蜂、目の前を行ったり来たりする蜂……

 

子供の頃に2度ほど蜂に刺されてトラウマになっていることもあり、怖すぎてせっかくのすすき野原を堪能できず。

 

遊歩道には常に複数の蜂が見え隠れしていたので、両親には申し訳なかったものの少しだけ歩いたところで引き返し、帰りのバスの時間まで芝生の上で夫とバトミントンをしたりして遊んで時間を潰しました……。

 

すすきはとっても綺麗だったので、次に行くときは白っぽい格好かつパンツで、さらにできるならもっと涼しい日に臨みたいと思います。

 

帰りのバスは秋の開館中の『 稲取文化公園 雛の館』前で下車し、雛飾りを堪能。

文化公園雛の館 | 稲取温泉旅館協同組合

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公園内で足湯にも浸かってから、海沿いの道を歩いて今夜の宿の『稲取銀水荘』へ向かいました。

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伊豆大島が近くに見えて、渡りたいねー、などと話しながら。
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ここに泊まるのがメインイベントと言ってもいいくらい大好きなホテルです。
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稲取温泉 稲取銀水荘【公式】|伊豆 旅館|宿泊予約

 

その②へ続きます。