バルコニー日和

のんびりと過ごす日々のよしなしごと

新緑の仙台①〜づんだ餅と広瀬川テラスカフェ

緑がきれいという印象が強く、ずっと行きたいと思っていた新緑の仙台。

青葉のイメージはもちろん『青葉山』『青葉城』からの連想。とても単純です。

 

そんな新緑の仙台に、念願叶って4月末に行ってきました!

夫にたまたま仙台出張が入ったので、私も午後お休みして翌日の昼前まで滞在。

まる1日もない弾丸旅でしたが、行く直前に仙台出身の友人と会う機会があり、おすすめのお店をたくさん教えてもらえたのがとっても役立ちました。

 

1日めはやまびこで東京から仙台へ。

途中、人身事故(しかもまさに仙台駅で…)が起きて新幹線が1時間以上遅れるというアクシデントに見舞われたものの、当日朝にふと思い立って1時間早い新幹線に予約変更していたので影響はさほどでもなく。

 

仙台着はランチタイムに間に合うかどうかという時間帯になってしまいましたが、車内で行き方をシミュレーションしたおかげで、仙台着13:52だったのに、なんとランチ受付終了3分前の13:57には駅近の希望のお店に入れるというミラクル。

無事、友達が勧めてくれたお寿司屋さんでおいしいお寿司をいただくことができました。

 

平日限定ランチメニューもありましたが、せっかくのカウンターだし、

板前さんからも「揚げ物とかはラストオーダーすぎたら難しいけど

握りならまだまだいくらでもいいよー!」と言っていただけたので好きなものを注文。

 

のどぐろやホタルイカなど。どれも美味しかった!

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おなかいっぱいになって、まずは個人的に仙台といえば……の羽生くんパネルにごあいさつ。

仙台駅構内の観光案内所にいらっしゃいます。

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袴姿がさわやか!

 

前回仙台に来た2019年には羽生くんツアーと称して2泊3日でゆかりの地を巡ったものでしたが、今回は食メインの弾丸旅。羽生くんにはあいさつ程度で済ませます。

 

仙台駅前のペデストリアンデッキを降りて、前もって調べていた自転車置き場へ。

 

仙台の街は歩こうと思えば歩けるコンパクトさだしバスも充実しているけど、せっかくの新緑の季節、しかも快晴! シェアサイクルのダテバイクを借りて動き回ることにしたのです。

仙台コミュニティサイクル DATE BIKE[ダテバイク]

 

新幹線の中で登録は済ませていたので、さっそく借りて乗るだけ……なのですが、ここで不器用発揮。サドルの上げ下げができなくてひとしきり格闘してしまいました。

やっとのことでサドルを調整して、荷物を置きに駅近くのホテルまで。

 

その後はずっと行きたかったづんだ餅の有名店、『村上屋餅店』へ。

仙台の駅周りは人が多くて自転車だと走りにくさを感じましたが、人混みを抜けるとさわやかな風を受けてスイスイ走るのが気持ちよくなってきました。

 

体力のない私でも安心な電動自転車だったので、坂道でもどこでも何の苦もなく走り続けられるのです。電動自転車最高。

 

たどり着いた『村上屋餅店』。

行列が絶えないとの話を聞いていたため数10分は待つ覚悟で行きましたが、タイミングがよかったのかお店の前には2人くらいしか人がいず、さくっと店内へ。

ずんだ餅大好きなのでわくわくが止まりません。

店内でもいただけますが、夫と食べたかったのでづんだ餅とくるみ餅をそれぞれ持ち帰りにしました。

 

次は友達のお兄さんに教えてもらった『カフェ モーツァルト』へ。

仙台市内に何店舗もあるチェーン店です。

どこに行こうかな……と調べて、テラス席に惹かれた「モーツァルトアトリエ」に行くことにしました。

東北大学片平キャンパスのほど近く、広瀬川沿いにあります。

村上屋餅店からだと自転車で10分もかからないくらい。

 

ダテバイクを漕いで走っていると、新緑の匂いがして風が爽やかでとっても気持ちがよいです。

 

細い階段を降りて店内へ。

中へ入ると広くておしゃれな空間が広がります。

 

わたしのお目当てはテラス席。

幸い、広瀬川を見下ろせるテラス席は空いていて席が選び放題でした。

 

注文は先にレジで行うシステム。

お茶だけにしようかなと思っていたのに『本日のケーキ』がキャロットケーキと聞いて思わずキャロットケーキも注文してしまいました。キャロットケーキ大好き。

 

石造りのテーブルに蟻がのぼってきたり、蜂がブンブン飛んできたりと、緑豊かな環境ならではのスリリングな出来事もありつつでしたが、広瀬川を見下ろして木漏れ日のなかでぼーっとするのはとても心地よかったです。

 

きらきら光る広瀬川を眺めていると、仙台に実家のある友達が「♪広瀬川〜、って歌いたくなっちゃう」と言っていたことを思い出しました。

その後はずっと頭のなかで『青葉城恋唄』がリフレイン。

青葉城恋唄、知っているというと驚かれるほど古い歌ですが、以前勤めていた職場で仙台出身の上司がいて、カラオケになると必ず歌っていたので覚えてしまっていたんですよね。

 

もういないあの人への想いを歌った歌詞に浸りつつ、しばしのんびりしてから次の目的地、みちのくせんべいの『売茶翁(ばいさおう)』に向かいます!

 

長くなったのでその2へ。