バルコニー日和

のんびりと過ごす日々のよしなしごと

南部鉄瓶で白湯生活

昨年末、念願の南部鉄瓶を手に入れました!

鉄急須にするか鉄瓶にするか

南部鉄器に惹かれたとき、まず悩んだのがこちら。

鉄急須は文字通り「鉄でできた急須」。内側が琺瑯でコーティングされているので直火にはかけられません。

一方の鉄瓶はそのまま直火にかけられます。錆の元になるので沸かしたお湯はすぐに移し替える必要があるものの、沸かしてすぐに湯呑みやマグに注げるのはとっても楽。

お手入れも簡単で、ふたを取ってコンロにそのまま置いて乾燥させるだけ。

ちなみに鉄急須、鉄瓶とも洗剤で洗うのはNGだそうです。

 

急須の方が色鮮やかで好みのものが多かったのですが、お湯を沸かしてそのまま白湯で飲みたかったので鉄瓶にすることにしました。

どこで買おう?

実物が見たくて岩手県のアンテナショップ『いわて銀河プラザ』に足を運んだり、鉄瓶を置いているセレクトショップを覗いたりしていろいろ探しました。

ネットでも探していたところ、ふるさと納税サイトで見かけた「ブラックホール鉄瓶」にひとめぼれ。

岩手県奥州市のふるさと納税返礼品です。

奥州市の国立天文台チームがブラックホール撮影に関わったことを記念したコラボ品だとか。

ブラックホールを中心に渦巻く、赤とオレンジのグラデーションを鉄瓶と鍋敷きへ表現しました。 伝統紋様であるアラレを宇宙の星々に見立てております。  金メッキの茶こしが蓋と本体の隙間からキラリと光り、ブラックホールの妖艶さを演出しております。

ですって!壮大!!

 

さっそく注文して待つこと数週間。

届いたブラックホール鉄瓶は写真で見る以上の美しさでした。

眺めるだけで惚れ惚れ。

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容量は0.5リットル。届くまではちょっと小さいかな?と思っていましたが、ふたりぶんの白湯を沸かすにはちょうどぴったりのサイズ。

重さもちょうどよく、非力な私でも軽々と扱えます。

急須としても使えるようにステンレスの茶こしも付属しているのが嬉しい。

 

そして、見た目が素敵なのはもちろん。

鉄瓶で沸かした白湯、とっても美味しいです!

これまで電気ポットで沸かしていたお湯が味気なく感じます。

なんでこんなに違うんだろうって不思議になるくらい。

 

我が家では毎朝夫が白湯を入れてくれるのですが、マグカップに入れられた白湯をひとくち飲んだだけでどちらで沸かしたかすぐにわかります。

(電気ポットの白湯だと私があまり嬉しそうな顔をしないせいで、常に南部鉄瓶の白湯になりました!)

 

私が買ったブラックホール鉄瓶はこちら。

楽天で注文すると楽天ポイントが付くので、今回に限らずふるさと納税はみんな楽天でお願いしています。

白湯の沸かし方

白湯とは「(できれば10分以上)煮沸したお湯」のことなんだそうです。それを50度くらいまでさましてゆっくりと飲むのがよいのだとか。

鉄瓶は沸騰すると噴いてしまうので、沸騰直前にふたを取ってしばらくそのまま沸騰させています。ふたを取り損ねてコンロがお湯浸しになったことも何度か……なみなみ水を入れすぎ?

 

眺めてよし、使ってよしの南部鉄瓶。

美味しいし沸かすのも楽しいので、一日に何度もお湯を沸かしています。

経年劣化でどうしても錆が出たり色落ちしてしまうものらしいけど、できるだけ大切に、長く使っていきたいものです。