山梨旅行の続きがまだですが、東京宝塚劇場で上演中の宝塚星組公演『記憶にございません!』 『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』のコンバース貸切公演に行ってきた感動が覚めやらないので、書き留めておきます。
コンバースといえばスニーカーなどで有名なブランドですが、トレードマークは言わずと知れた星★。宝塚「星」組との縁を感じていただいたとのことで、晴れて貸切公演を実施してくださったのです。期間中に5000円以上購入でエントリーできるというもの。
わたし自身は縁がなかったものの、運よく同行させてもらえたのです!
阪急交通社や生協など、これまでも他の貸切に行ったことはありましたが、少なくともわたしが体験した中ではコンバースは群を抜いてすごかったです。
まず、チケットが1枚1枚コンバースのチケットホルダーに入っていました。
これだけでも太っ腹だなー、と思っていたら、入り口でさらに紙袋を手渡され、開けてみるとカードとタオルハンカチが。
カードは今回の公演である政界コメディ『記憶にございません!』をイメージした投票券タイプで、「ありが党」と書いてありました。なにこれ、にくい!
タオルハンカチは青紫のタオルに星組カラーの青い刺繍でリボンと星があしらわれていて、(星組意識してくれてる!)とそれだけで嬉しかったのに、後程MCで教えていただいたところによると、星の数はトップスターの礼真琴さんと舞空瞳さんが就任してからの作品数と同じ8つ。
オタクじゃないと思いつきもしないような粋な計らいに、コンバースの本気を感じました。
そして貸切公演のMCは元宝塚星組の天華えまさん。彼女が出てきた瞬間どよめきが起こりました。
終演後のトップスター挨拶の際「よかったー!」という天華さんに「個人的な感想言う場じゃないからね」とこっちゃん(礼真琴さん)が返したりなど、ふたりのやりとりも可愛かったです。
幕間の抽選会もまたすごかった。
まずは「ESTRELLAS(エストレージャス)」賞。星々を意味するこの言葉、こっちゃん(礼真琴さん)の前任の紅ゆずるさん時代のショーの名前と同じ。
抽選の案内をする天華さんも『♪エストレージャス…』と口ずさんでいました。しかも当選者80名という大盤振る舞い。
続く「LUCKY STAR」賞は上限なしでコンバースの商品が注文できるという尋常じゃない権利。余談ですが、同名のショーも20年ほど前に星組で上演されています。
最後の「ENDLESS DREAM」賞は“夢のつづき”をコンセプトにしている宝塚ホテルのスイートルームペア宿泊券。
賞のネーミングから賞品まで、コンバース本気すぎる。
なにこれ怖い。(記憶にございません!の聡子夫人風に)
さらには貸切公演来場者限定の予約販売グッズまで用意されていました。星組イメージのサックスブルーのトレーナーと、星型のミニバッグです。
投票券を模した「ありが党」カードにQRコードがついていて、そこから特設ページに飛べる仕組み。
コンバースのすごさに感服して、感謝の気持ちとともに次の公演もぜひ貸切を…との思いとともに思わずオンラインでぽちっと購入してしまいました。
ふだんトレーナーなんて着ないし、長財布派だから星型のミニバッグもどう使おうか悩みますが、そこはそれ。
お芝居でもコンバースネタがたくさん出てきてコメディがより楽しめたし、コンバース貸切最高でした。
企業の貸切公演ってヅタオタ勢が少なくてそこまで盛り上がらない印象があったのですが、コンバース貸切は客席の盛り上がりも熱かったです。
ちなみに席は2階でしたが、センターだったこともあり礼真琴さんと何度も目が合いました!
(と、毎回言っていますが本当に合っているかは不明)
次の公演はさよなら公演でつらいけど、またコンバース貸切やってほしいな。
そしてまた行きたいなー。
そういえば今回の公演デザート
『あれ?あれあれ!うんめぇの』
梅がさっぱりしておいしいけど、アレアレはともかくうんめぇのって意味わからないなーと思っていたのですが。
『運命の』にかけてたんですね。
公演デザートはいつもオヤジギャグ満載……。