リビングのはしっこに小さなテーブルランプが仲間入りしました。
ランプシェードにはややくすんだ色味のブルーグリーンや緑、ピンク色で草花が描かれています。ミモザのような黄色くてほわほわした丸い花もアクセントに散らされて。
小さいながらもどっしりした台座は淡いグレーに塗られています。このグレーがまた絶妙で、光の加減によってはほんのり水色っぽくも見えるような感じ。
スイッチを入れるとふわっと暖かい光がシェードも空間も照らして、また印象が変わります。
どこからどう見ても好みのタイプ。
かわいい……。
嬉しすぎて、リビングにいる間は暇さえあればランプを眺めて過ごしています。
実は、ランプを探し始めたのは1年以上前でした。
リビングのちょっとしたアクセントに、細めのスタンドライトか、こじんまりしたテーブルランプがほしいな、と思いついたのです。
ネットはもちろん、インテリアショップや百貨店に出かけるたびにあかりのコーナーを覗きましたがなかなかこれというものに出会えず。
ちょっといいな、と思うものはあってもお値段が予算外で、しかもそこまで欲しいとは思えなかったり。決め手にかけるまま、なんとなく時間が過ぎていきました。
ランプがなくても特に暮らしには困らないし、いつかぴんとくるものが見つかったらでいいかな、と思っていたのですが。
週末、那須のSHOZO CAFEに友人のさとみさん夫婦と行った際、次はどこに行こうか?と相談をしていたら、カフェの片隅に置いてあったショップカードをさとみさんの旦那様が「こんなのもあったよ」と持ってきてくれたのです。
インテリアや雑貨が好きなわたしたち。
センスのいいショップカードに惹かれて、寄ってみることにしました。
そうして出会ったのが『HAPPY HOME』さん。お店に入ると、花瓶や雑貨などが飾られた入口の奥の部屋に、たくさんのランプシェードとウッドベースが並んでいました。
気に入ったシェードとウッドベースを組み合わせて、オリジナルのランプをつくることができるお店だったのです。
素敵なシェードが所狭しと置かれていて、これだ!とテンションが上がりました。
やっときた、ぴんとくる感覚!
ウッドベースのサイズは2種類。
Mサイズはすらっと細くて、アンティークな雰囲気のデコラティブな土台。
Sサイズはこじんまりしているけれど、しっかりと安定感のある形。
どちらも素敵だったけど、今回は置く場所を考えて小さいサイズにすることにしました。
サイズを決めたら次はランプシェード。
ウィリアム・モリスや北欧っぽい刺繍、リバティに幾何学模様などなど、魅力的な柄ばかり。
たくさんありすぎてしばし悩みましたが、わたしの好みぴったりのスモーキーな草花を発見して即決でした。
上の段の奥のほうにあったので最初は見つけられず、背の高い友人が「あれ素敵!」と言ってくれて初めて気が付いた柄です。ありがたや。
合わせるベースの色は、散々いろんな色で合わせていただいて、淡いグリーンと淡いグレーの二択に。グリーンだと可愛らしく、グレーだとおしゃれな印象。
どちらも捨てがたかったのですが、最終的には夫が気に入ったグレーにしました。
念願のランプを手に入れた嬉しさに、お会計までの間も何度も「なんてかわいいのー!」と繰り返していてお店の方に笑われてしまったくらい。
今度はまた違うシェードを買って季節毎に変えちゃおうかな、とか、Mサイズもいつか買ってリビングのもう片隅に置こうかな、とか、夢もふくらみます。
もともとおうち好きですが、家で過ごす時間がより楽しみになりました。
『HAPPY HOME』さんのサイトはこちら。