金曜の夜にレイトショーを観に行ってきました。
先日資格試験を終えた夫。仕事は相変わらずの忙しさだけど、少なくとも仕事後に深夜まで勉強をする必要はなくなったということで、久しぶりの平日デートです。
早めに上がるために前の日遅くまで残業してがんばってくれましたが、結局、当日もギリギリまで仕事をしていた夫。
本当は映画館最寄りの駅にある美味しいネパール料理屋さんに行く予定が、仕方なく上映中に暗がりでホットドッグとポップコーンをほおばる羽目に。(いまは感染症対策のため上映前の飲食はNGらしいです)
とはいえポップコーンを食べるのなんて久しぶりだし、いかにも『映画を観に来た』という感じがして楽しかったです。
さて。今回観たのは『マスカレード・ナイト』。
前作の『マスカレード・ホテル』に続く『マスカレード』シリーズです。
木村拓哉さんの刑事さんと長澤まさみさんのホテルウーマンが主人公。
実は私、『マスカレード・ホテル』を知らず、最近になって続編の『マスカレード・ナイト』公開に先立ってTVで放映しているのを観て知った新参者です。
『マスカレード・ホテル』がとっても面白かったので、テレビ放映も観ていない夫のためにAmazonプライムでもう一度予習してから行ってきました。
長澤まさみさんが勤めるホテル「ホテル コルテシア東京」。カウントダウンイベントのマスカレードパーティーに殺人犯が来るという密告をもとに、刑事の木村拓哉さん達がホテルマンに扮して潜入捜査を行うというお話。
マスカレード・ナイトの魅力はまず第一に、ホテルそのものの素敵さ!
舞台になっているホテルは『ホテル コルテシア東京』という架空のホテルですが、ロビーの天井が高くて広く、とっても豪華なのです。香港のペニンシュラをちょっと思い出させる感じ。
実際にはロビーはセットらしいのですが、廊下や宴会場などは水天宮前の『ロイヤルパークホテル』でロケが行われたらしいです。ホテルのHPを見たところ、期間限定で『マスカレード・ナイト』展も行われているんだとか。(2021年11月14日まで)
『マスカレード・ホテル』ではフロント係だった長澤まさみさんは今作ではコンシェルジュに異動。どんな無理難題を言われても「無理です、は禁句です」と、なんとかしてお客様の要望を叶えようとします。
私自身は、コンシェルジュには加湿器を借りたりおふとんを追加で出して貰ったりレストランの予約をして貰った程度しかないので、作中のお客達のわがままなリクエストの数々に、こんなことまでしてくれるの?と驚きでした。もちろん誇張はしているんでしょうけど。
それからふたつめの魅力は、謎解きの面白さ。
それぞれが仮面をつけて非日常を味わいに来ている”ホテル”という場所だからこそ、素性の知れない怪しい人たちも多め。さらに今回はマスカレードパーティー(仮面舞踏会)なので、文字通り仮面を本当につけていて、ますます犯人がわかりにくいのです。
私は映画を観るときに誰が犯人なのかなと思って観ることはあんまりしないほうですが、怪しい人が多すぎるので(この人なにかある…?)(この人もちょっと怪しい気が…)などと想像するのも楽しかったです。
ラストはすっきり爽やかな気持ちになれました。
面白かった!!
ちょっといいホテルに泊まりに行きたいなぁ。
コンシェルジュにそんなにわがままは言わないから。