悩ましいカメラマン問題について。
Instagramを見るとお洒落なブライダルフォトグラファーの写真があふれている昨今。
卒花嫁の投稿にも「外注しました!」という言葉があちこちに踊っています。
最初は「持ち込みカメラマン?なにそれ??」という状態でしたが、調べるうちになんとなくわかってきました。
式場専属(あるいは提携)のカメラマン
メリット:
・式場の撮影スポットに精通している。式場に合った写真を撮ってもらいやすい。
・他の式場スタッフとも連携が取れやすい。
デメリット:
・費用が比較的高め。
・撮っていただく方によって質が安定しないことも?
外注(持ち込み)カメラマン
メリット:
・好みの写真を撮る人を自分たちで選べるので質が担保される。
・式場カメラマンに比べて撮影費用が抑えられることが多い。
デメリット:
・式場によっては持ち込み不可。OKの式場でも持ち込み料を取られることが多い。
・式場により、撮影時の制約を受ける場合がある(挙式時に参列者席からしか撮れない、ブライズルームに入れないなど)。
この人に撮ってもらいたい!というカメラマンさんがいる場合は、多少の制限があったとしても、持ち込み料を払ってでも外注するのがよいと思います。
私たちも、外注カメラマンを調べ始めた当初は持ち込みでお願いするつもりでした。
持ち込み料は高いものの、外注のほうがアルバム代などが安いので結局はそれほど差はないように思えて。
ただ、椿山荘の成約者限定ブライダルフェアに行き、提携写真会社にお話を伺ったところ、そこまで外注にこだわる必要はないのかな…?とも思えてきました。
成約者限定フェアでは、広い会場がまるまる映像と写真のスペースになっていて、3つの会社がいらしていました。
椿山荘は『式場カメラマン』とは言っても、提携している写真会社は3つあるようです。
広い空間に長机がずらっと並べられ、それぞれの会社ごとにサンプルアルバムがずらっと並べられていたのでひとつひとつ見ていきました。
その中で、ビジュアライフさん(椿山荘写真室もこちらの運営です)のコーナーにいいなぁ…と思うアルバムを発見。
流行りのかっこいいドラマティックな感じではないけれど、どの写真も自然で温かみがあって、優しい写真なんですよね。
スタッフの方に伺うと、撮影されたカメラマンのお名前を教えていただけました。
費用はかかりますが指名もできるとのこと。
ここでお願いするならこのカメラマンさんだね!と、夫と意見が一致。
とはいえ、まだ外注カメラマンへの未練も捨てがたかったのでプランナーさんに相談したところ、検討材料になれば、と、ビジュアライフさんとの打合せを設定していただけました。
お打ち合わせにいらした担当の方にアルバムをまたいくつか見せていただき、料金のことなどをひととおり説明いただいたあと、館内を回っておすすめ写真スポットを教えていただきました。
打ち合わせ後に夫と再度相談。
出た結果は「ビジュアライフさんにお願いしよう!」でした。
一番の決め手は、
ふたりだけの前撮り写真ならドラマティックやロマンティックな写真が素敵。
でも、結婚式や披露宴の写真は「思い出」がメインだから過度な加工はいらない。自然な写真のほうがいい。
というもの。
結果、私たちにとっては大正解でした!!
カメラマンさんとも式の数週間前に実際にお会いして、撮影していただきたいポイントなどを直接お伝えすることもでき、安心感が高まりました。
写真から受けたイメージどおりの素敵な方で、しかもとっても熱い!
当日は挙式前から披露宴後まで丸一日の撮影でしたが、こちらまで嬉しくなってしまうくらい、ずっと楽しそうに撮ってくださっていて。
ゲストにも気さくに声をかけてシャッターチャンスや撮りやすい位置を教えてくださったらしく、あとで友人から「カメラマンさんすごくいい人だったね!」と言ってもらえました。
この写真お気に入り。
披露宴後撮影では挙式では使わなかったチャペルにも。
3つのチャペル制覇しました!
赤い橋。新緑が映えてとっても綺麗。
憧れのヴェールふわ~もやっていただきました。
私たちは式場カメラマンにお願いして大満足の一日でしたが、外注か式場で頼むかの二択というよりは、カメラマンさんとの相性が大きいかなと思います。
・事前に打ち合わせができること
・事前に本人と会えない場合でも、当日の撮影カメラマンが撮ったサンプルアルバムを複数見せてもらうこと
(式場カメラマンで当日まで撮影者が確定しない場合はちょっと不安ですね…可能なら指名をおすすめ!)
・撮ってほしい写真をイメージして伝えること(指示書を作るのもいいと思います)
が、大事かなと。
一生に一度のことなので、自分たちが満足する写真を残せるのが一番!ですよね。
ちなみに前撮りは式の半年前に椿山荘とは別のロケーションで行ったのですが、その時はムード重視で行きました。
前撮りの話もまた改めて書こうと思います。