突然ですが、骨折しました。
同僚の子供(5歳)を追いかけて走っていたら、雨上がりのアスファルトに滑って勢いよく転倒。
転んだところにたまたま金属の段差ブロックのようなものがあり、強く右ひざを打ちつけたのです。
翌日から歩けなくなり、太ももから足首までパンパンに腫れて内出血で真っ黒。
転んだ際に手をついて、もう片方のひじも激しく擦りむいたため、ひじ全体も擦過傷で真っ赤に。
ひじは外傷のみだったのでまだよかったのですが、問題は右ひざです。当初はレントゲンに何も映らなかったものの、医師の見立てでは骨折の可能性ありとのこと。
「松葉杖は渡すけど、なるべく歩かないように」と安静を言い渡されて2週間、ようやく剥離骨折がわかりました。
心配した夫が近場の移動用に車椅子を借りてくれ、自分の仕事もセーブして、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれています。
足を下げていると痛いので、座って何かを見たり書いたりするのもできなくて、ひたすらベッドで横たわってクッションで足を高くしてごろごろ。
動けないのでとっても暇です。
そんな中、前々から約束していた夫の両親との那須一泊旅行。
悩みましたが、車移動なので工夫すれば大丈夫かな?と、松葉杖持参で決行することにしました。
なにせ、家にいても寝ているだけで暇ですし。
お天気があまりよくなかったこともあり、観光はほぼせずに基本は宿でのんびり。
温泉は貸切風呂を借りて、ギプスを外してちょこっとだけ浸かりました。(お風呂の許可は出ていたので)
それでもせっかくの両親との旅行なので、観光もすこし。
まずは『那須ステンドグラス美術館』へ。
英国・コッツウォルズから本場の建築資材を持ってきて、本物のマナーハウスと同じ工法で建てているのだとか。まさに、かつてコッツウォルズで見た「はちみつ色の館」です。
本物のアンティークのステンドグラスもあちこちに展示され、思った以上の見応え。
小さな美しい礼拝堂では、古いオルゴールのコンサートも開かれていました。
大きなチャペルでは結婚式も!


どんよりした曇り空もイギリスっぽくてまたよし。
館内は段差も多くて行けない場所もあったので、足が治ったらまたゆっくり行ってみたい場所です。
SHOZO CAFEで朝のコーヒーも楽しみました。
朝食をしっかり食べたあとだったので飲み物だけにしようと思っていたのに、義母も夫もわたしも、ケーキの誘惑に抗えず。
季節限定のブルーベリータルト、みずみずしくてとっても美味しかったです。

お昼ごはんは小さなお蕎麦やさん『新鈴(しんすず)』へ。1日限定30食のお蕎麦を目当てにひっきりなしにお客さんが訪れます。
お店の横の駐車場は狭く、3台くらいしか停められません。開店前に到着していたので何とか駐車場を確保、無事1巡目に入ることができました。
天盛りそばを注文。海老や山菜など、たっぷりの天ぷらが十割蕎麦によく合います。
ランチの後は義母が好きだという『藤城清治美術館』にも立ち寄りました。
わたしも幻想的な影絵絵本「銀河鉄道の夜」が子どもの頃に好きだったので、期待大。
向かってみると、美術館に向かう道は森のようになっていて、黒猫のオブジェが道案内をしてくれました。
藤城清治さんのステンドグラスが飾られた小さな教会も。
ここでも結婚式などができるようです。

入館料は2000円。
藤城清治さんの年齢以上の方はシニア割引が使えるのですが、2026年時点でなんと「102歳以上」! ハードル高すぎです。

館内は藤城さんの幻想的な世界一色。
貸し出しの車椅子で回らせていただきました。
学生時代に戦争を経験し、復員してから作家活動を開始。102歳になった2026年の今もなお精力的に活躍されている藤城清治さんの作品は、綺麗なだけでなく、どれも優しさと強さが感じられます。
東日本大震災の奇跡の一本松、閖上漁港、福島原発のススキなども、藤城さんが描くと夢のように美しく、キラキラとしていました。
最後の展示室は水やプロジェクションマッピングを利用した大きなインスタレーション!
大曲の花火や魔法の森など、どの作品も目を奪われる美しさでした。
すっかり満足した一泊二日の小旅行。
道の駅でお土産を買い込み、しっかりと牧場ソフトまで食べて那須高原を後にしたのでした。
早く足なおそ。
