バルコニー日和

のんびりと過ごす日々のよしなしごと

埼玉日帰り花の旅2〜吉見百穴と豚の焼き鳥

森林公園を後にして、いざ「吉見百穴」へ。

 

よしみひゃくあな、と読みます。

古墳時代の横穴墓群だそう。写真を見ると、たくさんのお墓が並んでいてとてもシュール。

夕方からお墓かぁ……とあんまり気乗りはしていなかったものの、友達が行きたがっていたのでまあいいか、と東松山駅からタクシーを飛ばします。

「百穴? 今から行って間に合う?」とタクシーの運転手さんにも心配されましたが、無事、受付終了の10分前(いや、5分前くらいだったかも)に到着。

 

横穴式のお墓がずらっと並んでいて壮観です。

 

戦時中は大規模な地下軍需工場も作られていたらしく、大きなトンネルからはひんやりとした空気が。(2023年現在は軍需工場跡は立ち入り禁止です)

4月とは思えないくらい暑い日だったので、冷気が気持ちよかったです。

ヒカリゴケが見える穴もありました。

 

百穴は小高い山のようになっています。

結構な高さがあって、高所恐怖症気味なわたしは途中でちょっと怖くなったもののせっかく来たので頂上まで登ることに。

 

頂上には無人の野菜直売所がありました。なぜこんなところに……。

 

 

園内には売店もふたつ。藤の花が満開でした!

 

お店の方の手作りだという五家宝(ごかほう)と言う埼玉名物のお米のお菓子をいただきました。

ブルーベリー味。おいしい。

お茶も入れてくださいました!

 

もうひとつの売店も覗いてみたところ、店主さんのキャラがとっても濃かった……。

「ほらこっち見て見て! お店違うんだから! あとね、五家宝はここじゃないからね。

熊谷名産なの! 吉見はいちご! 東松山は焼き鳥!!」

 

「工事中で動線変わっちゃって、あっちのお店にばっかり人が行くんだよ!!」

と嘆いておられました。

こちらのお店ではおすすめの黒飴と、熊谷製の五家宝を購入。

 

最初は乗り気じゃなかったはずのわたしの方が満喫していたかも……な吉見百穴。

短い時間でも十分に楽しめました。

 

帰りはバスで帰ることにして、バス停まで歩く途中に岩室観音堂を発見。

鎖場を昇って胎内くぐりをしてきました。

岩室の穴がハート型になっていて可愛かったです。

 

一日たくさん動き回っておなかが空いていたので、東松山に到着後は名物のやきとりにチャレンジ。

駅近の「子虎」というお店に入りました。

ちなみに東松山ではやきとり=焼きトンのことだそうです。鳥じゃないのに焼き鳥って不思議。

 

まず最初にカシラが2本。2本いただいてから次の串を注文できる仕組みなんだそう。

辛味噌をつけていただきます。

 

おいしかった!!

 

思った以上に満喫できた埼玉日帰り旅でした。

次は森林公園のアスレチックコースにもっとがっつり行くのもいいなー。