秋晴れの週末。
千葉県八千代市にある京成バラ園にお出かけしてきました。
最寄りの駅は東葉高速鉄道の八千代緑が丘駅。
駅から遊歩道を15分ほど歩きます。路線バスも通っているようですが、お天気がよかったのでのんびり歩いて行きました。
園内のばらはちょうど満開!
日の光を受けてオブジェもきらきら。
いま、京成バラ園では「オータムローズガーデンパーティー」が開催中。
園内のカフェカウンターで、特設カフェに執事がエスコートしてくれる「リザーブド・ローズテーブル」というイベントの案内を見つけました。面白そう!
当日枠も空いているとのことだったのでさっそく申し込みました。
20分ほど待ってくださいね、と言われ、待ち時間にばら園を散策。
こちらは『恋人の聖地』と名付けられている場所。白ばらが綺麗です。
園内にいらしたオオカミ執事さん。ロボットのような動きをしています。
握手してもらっちゃいました!
ほかにもアンティークドールや石像(『清掃員の石田さん』というお名前だそう)に扮したパフォーマーさんがいて、見て歩くだけでも楽しめました。
そしてなにより、どこもかしこも満開のばらでいっぱいで夢見心地です。
切り絵作家・早川鉄兵さんによる「不思議の国のアリス」モチーフの切り絵アートも園内のあちらこちらに。
予約時間に「リザーブド・ローズテーブル」の受付に戻ると、執事さんが呼びに来て特設会場までエスコートしてくれました。
「お嬢様、こちらへどうぞ」
「執事さんはどちらからいらしたんですか?」と聞いてみると「北海道です」との返事。
「執事さんだけに、イギリスとかじゃないんですね」と言ってみたら
「……あ、そうそう実はイギリスです!イギリスからウィーンの大学に行きました!」とのこと。いかにもその場で考えた風の設定がちょっとおかしかったです。(意地悪な質問して申し訳ない)
特設の「リザーブド・ローズテーブル」会場。こちらも切り絵アート同様、不思議の国のアリスをモチーフにしているんだとか。
千疋屋のフルーツタルトに、ばらの花を浮かべた紅茶。
執事さん曰く、紅茶はうさぎさんが一杯一杯ていねいに煎れているので時間がかかります、とのこと。確かに結構待ちましたが、うさぎさんだと思うと許せます。
お茶をゆっくり楽しんだあとは「執事長からご挨拶させていただきます。ちょっとキザですが…」とのことで、門の外に設けられた暗幕の中に案内されました。
執事長は「吉良義央」(きら よしひさ)さん。
中の人は俳優さんや声優さんで、公式サイトによると
声優や舞台俳優の「声」と「体の動き」(まばたき、口の動き、首振り等)をリアルタイムでアニメと合成する「モーショングラフィックス」技術を使用したデジタルライブパフォーマンス。
だそうです。
イケメン。そしてとっても声がかっこよかったです!さすが声優さん。
私と夫に「ふたりは付き合っているのか?何年だ」などと質問されたり、プレゼントに最適なばらの本数やばらの色別の花言葉を教えてくれたり。
最後は「ばらに水をやらないといけない。またな」と言って終了。
なぜ執事なのに偉そうなのかという疑問は残りつつ、執事長とのお話、想像以上に楽しかったです!
オータムローズガーデンパーティーは11月23日までだそう。
楽しかったので時間があればまた行ってみたいです。もっとゆっくり回ってみたいし、イケメンボイスの執事長にもまたお目にかかりたい。
京成バラ園のHPはこちら。