我が家は夫とふたり暮らしですが、正確にはセキセイインコのれもんちゃんも一緒なので3人(?)で暮らしています。
れもんちゃんが私の家にやってきたのは2008年5月24日のこと。
当時、怪我のため休職してひとりぐらしのマンションを引き払い、実家に戻っていた私。歩けなくて退屈だろうと母が買ってくれたものです。
実家近くのホームセンターで1,290円。餌代よりも安い、超破格のお値段でした。
購入時の説明書には
生産地 カンコク
推定生年月日 2008年4月下旬
と書かれています。
なぜか韓国がカタカナですが、韓流インコ(?)なんですね!
生後間もなく、はるばる海を渡ってきてくれたようです。
成体になった時の大きさ 35g
平均寿命 8~10年
とも記載があります。
れもんちゃんの体重は一般の成鳥に比べてだいぶ小さい26g。
初めて我が家に来たころから6g増えたけど、13年間ほぼずっとこのサイズです。
小鳥病院のお医者さんには「痩せすぎ」と言われますが、かなりもりもり食べるので食べても太りにくい体質なのかもしれません。
標準よりもだいぶ小さいのに病気ひとつしたことがないのもありがたい。
そして2021年9月末現在、御年13歳と5か月。
人間だったら100歳のご長寿ですが、いまだに童顔で、毛並みもつやつやしています。
子供のころからずっと家にインコや文鳥のいる家庭で育った私ですが『自分の鳥』として飼ったのはれもんちゃんが初めて。
*私のあとをついて歩く
*放鳥中、私の姿が見えないと探しに来る
(ドレッサーで化粧をしていたら、振り向くたびにれもんちゃんが近づいてきてだるまさんが転んだ状態になることも)
*私の口や頬にぴったりくっついてうっとりと甘える
*パソコンで作業していると、ずーっと私の手の甲に乗っている
(ときどきキーボードの上にも乗って遊ぶけど軽すぎて押せない)
*きゅーきゅー言って甘える
*叱られるとしゅんと頭を下げる(でもすぐに立ち直る)
*機嫌が悪いと目を三角にして怒る
などなど。
一羽飼いのせいもあって思いっきり懐いてくれています。
感情表現は豊かだし甘えんぼうだしで、ものすごく可愛らしいです。
一説によるとセキセイインコの知能は人間の2歳児並みともいわれているらしく。
夫と「聞いて〜れもんちゃんがね」などと話していると自分のことだとわかって鳴き始めるし、私たちが忙しそうにしているときは籠から出てこないし、しばらく会わなかった人もしっかりと覚えているし……確かにとってもかしこい。
夫に対しては当初かなりの塩対応でしたが、同居を始めて以来ほぼ夫が世話をしてくれていることもあって、最近ようやく『小松菜とごはんをくれる人』として認識した様子。
朝は目の届く範囲で放鳥しているのですが、夫が小松菜の用意をしているとキッチンまで様子を見に来にくることもあるみたいです。
私がいるときは自分には見向きもしないといって夫はがっくりしていますが、13年間一緒の私とやっと1年の夫とでは、ある程度の待遇差は仕方ないことかと。
ふたりしてすっかり親バカ状態です。
夏にうっとりと涼むれもんちゃん。
童顔でふくふくのれもんちゃんですが、何分高齢なので体調には気を使っています。
幸いコロナでリモートワークが増えたことで一緒にいられる時間も増えたので、様子を見てあげたり温度調節もしやすくなったのがありがたいところ。
これからの季節は特に換羽が始まって体力が落ちるので、保温等をしっかりせねば。
できるかぎり長く元気で一緒にいられたらなと願っています。