バルコニー日和

のんびりと過ごす日々のよしなしごと

【週末仙台2024②】港の朝市と日帰り秋保温泉

週末仙台①の続きです。

 

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翌日は日曜日。

朝一番でホテルをチェックアウトし、向かったのは仙台駅から車で40分弱のゆりあげ港。

 

前夜調べていたら、日曜と祝日のみ開催されているとのことで(ちょうど日曜日だ!)と、行くことにしたのでした。

【公式】ゆりあげ港朝市 / メイプル館 | 宮城県名取市閖上(ゆりあげ)

 

はじめてJRの駅レンタカーを利用しましたが、駅前だし新幹線とのセットでお値段もお得。手続きもスムーズでした。

キャンペーンでJREポイントが多めにもらえるというラッキーも。

 

渋滞もほぼなく、無事到着したゆりあげ港の朝市。

こじんまりとはしていたけれど活気があって、新鮮な海産物がたくさん!

 

殻付き生ウニを見つけたので即決でその場でいただきました。

スプーンですくって食べるウニ、ずっと憧れていたシチュエーションです!

クリーミーでおいしく、あっという間に食べ終えてしまいました。

夫の大好きなほたてもあったのでその場で焼いていただきました。

市場で購入した海鮮を自由に焼ける炉端焼きスペースもあったのですが、炎天下で屋根がなく、朝とはいえ暑すぎたのでお店で焼いてもらったものを食べるスタイルに。

お店の前の椅子には扇風機も屋根もあったので涼しくて快適でした。

 

朝からたっぷり食べて、お腹いっぱいになったところで秋保温泉に向かいます。

 

ゆりあげ港から1時間くらい車を走らせて、まずは秋保大滝へ。

 

20分ほど歩いて 滝壺まで行ける遊歩道もあるようですが、今回は(暑くてあまり歩きたくなかったので)秋保大滝不動尊の奥にある滝見台から鑑賞することにしました。

 

滝見大滝不動尊には紫陽花の花手水がありました。暑い日だったので目に涼しくて嬉しい。

 

手を清めていると、知らない年配の女性が近付いてきて「ここはね、目の神様なのよ」と教えてくれました。

たまたまコンタクトの調子が悪いなーと思っていたところだったのでびっくり。わたし、目でもこすってたのかな? 

 

不動尊の裏手から、滝見台はすぐそこ。

初めて見る秋保大滝は思っていたよりも大きくて、見ているだけで涼やかです。

滝壺のあたりには水飛沫がきらきら輝いて、ちいさな虹も出ていました。

滝の風景を満喫した後は、大滝近くの『ガラス工房 尚』さんへ。

こちらではガラスの体験工房だけでなく、カフェも併設されていておいしいハンバーガーが食べられるのです。

ハンバーガーについているガラスのピックは持ち帰りOK。

 

ハンバーガー後はおはぎで有名なスーパー『主婦の店 さいち』さんでおはぎを買って、いよいよ秋保温泉の日帰り湯へ。

秋保には日帰り温泉を実施している宿はいくつもありますが、今回わたしたちは『ホテル瑞鳳』に行くことにしました。

 

足を踏み入れた瞬間驚いたほど、天井が高くて広いロビー。古き良き豪華な温泉宿といった趣の大きなホテルです。

浴場がある階には鯉が泳ぐ小川やちいさな神社までありました。

お湯は熱めだったけど、露天風呂なので出たり入ったりできて風を感じることができて気持ちよし。

しばしくつろいで、秋保温泉を後にしました。

 

帰り道に立ち寄ったカフェでわたしはソイラテ、夫はデカフェのストレートを注文して持ち帰り。

ちょっと渋滞気味だったので、おいしいコーヒーを飲みつつのんびりと仙台駅に戻りました。

 

朝8時にホテルを出て、朝市〜滝〜温泉に寄って仙台駅まで戻ってきたのが16時ごろ。

これまでに行ったことのない仙台を短時間で満喫できました。

 

まだまだ行きたい場所がたくさんあるので、定期的に宮城に遊びに来たいなぁ。

【週末仙台2024①】出張にくっついて夜から仙台へ

夫が週末、仙台に出張に行くことになりました。

土曜日の朝から晩までみっちり仕事なんだそう。

 

「え、仙台? いいなーわたしも行く!」と、さっそく飛びついたわたし。

 

ちょっとバタバタしていたので事前に切符は取らず、当日の夕方、用事がひと段落したあとに新幹線に飛び乗りました。

 

東京から仙台までははやぶさで1時間半、ゆっくりのやまびこでも2時間とあっという間です。

 

仙台はそんなアクセスのよさに加えて、

・結構な都会だけど大きすぎない

・街がきれい

・観光地もたくさん

・移動がしやすい

・おいしいものがいっぱい

・素敵なカフェが多い

・温泉がある

と、わたしの好みが存分に詰め込まれた都市なのです。

羽生結弦くん(好き)の聖地でもありますし!

 

到着後、まずは駅ビルS−PAL(エスパル)の地下にあるお寿司屋『塩釜すし哲』さんへ。

塩釜の本店にも伺ったことがありますが、仙台駅の地下で食べられるのは便利で嬉しいです。

この日はいろいろあってお昼をほとんど食べられなかったので、夕方だけどしっかり握りを。

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シャリは小さめにしてもらいました。

美味しかったです……! 

 

おなかと心が満たされて落ち着いたところでホテルに向かい、荷物を預けてから定禅寺通り沿いの『カフェ・ド・ギャルソン』へ。

以前仙台カフェ巡りをした際にいちばん気に入ったお店です。

フランスの家庭をイメージしたというアンティークでこじんまりとした店内には、シャガールなどがさらりと飾られています。

間接照明のほのかな灯りもあいまって、繁華街にあることを忘れてしまう静けさ。

 

この雰囲気が好きすぎて、どうしてもまた来てみたかったのです。

近所にあればたぶん週2で通ってしまうと思う。

 

夫との待ち合わせは20時。閉店までいてもまだ時間があったので、仙台の魅力のひとつでもあるアーケード街を藤崎百貨店のほうまでぷらぷら歩き、ウィンドウショッピングで時間をつぶしました。


仙台七夕にはまだちょっと早い時期でしたが、何かのお祭りが開催されていたらしく、お神輿を担いでいるところも見ることができました。

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カフェモーツァルト』一番町店でもう一度お茶をして、仕事を終えた夫と合流して遅めの夕ごはん。

 

おなかを空かせた夫とは対照的に、わたしは数時間前にお寿司10貫を食べ、カフェもはしごしていたためさほど空腹感はなく、軽めにいただくことにしました。

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向かったのは、前に友人に勧められて訪問し、夫婦ともども気に入った『無垢とうや』さん。

このお店に来たくて、食後歩いて帰れるようにホテルも近くを取ったのでした。


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大きな岩牡蠣やサクサクの野菜天ぷら、牛肉のあぶり寿司などを注文。大半は夫のおなかに収まりましたが、何を食べてもおいしかったです。

店員さんの対応もキビキビしていて、気持ちのいいお店です。

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ホテルは温泉大浴場つき。

大きなお風呂でゆっくりするのが好きなので、選べるときは大浴場付きのお宿をいつも予約しています。

今回はダブルベッドのお部屋でした。

 

ダブルベッドって、掛け布団も大きめのもの一枚なんですよね。

夫としては、わたしが掛け布団を奪ってしまう危険性があるのでツインがよかったらしいのですが、残念ながら空いていなかったもよう。

果たして、夫が危惧していたとおり、夜中にわたしは掛け布団を独り占めしてしまっていたようです。

寝ている間のことなのでわざとではないものの、そういえば真夜中に「きゅーん…」と捨てられた子犬みたいなか細い泣き声がしていたような……布団をすべて持って行かれた夫の哀しみの声だったようです。

泣いていないで、起こして声をかけてくれてもよかったのに。

起こしたら悪いと思ったのかな。申し訳ない。

 

そんなアクシデント(?)はありつつ、翌日は夕方まで仙台にいられる予定。

仙台は4〜5回目だけれど、未訪問の場所に行ってみるつもりです。たのしみ。

オオガハスと千葉公園

千葉公園のオオガハスは6月後半から7月上旬が見頃です。

 

例年ならまだ過ごしやすい気候のはずが、今年は早くから猛暑。

7月初め、朝からかんかん照りの休日。心折れそうになりつつ、きれいなハスを見たい一心で出かけてきました。

 

千葉駅から歩くこと10分くらい。

千葉公園は最近また整備が進み、競輪競技のドームにカフェ、バーベキュースポットなどが点在しています。

土日のみ、駅からの無料送迎トゥクトゥク(!)も運行されているそう。

 

公園の中に入ると、モノレール(国内でも珍しいぶら下がり型)を背景に、オオガハスがきれいに咲いていました。

 

ハスの花は早朝ひらき、お昼すぎには閉じてしまうので見るなら朝なのですが、朝寝坊夫婦なので10時ごろ到着。これでもせいいっぱい。

 

まだ花は閉じておらず、きれいに咲いている姿を見ることができました。よかった!

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ピンク色の花弁に黄色の花心。大きな葉っぱとのコントラストもとても美しい花で、毎年見に来ているけれど、その都度うっとり見惚れてしまいます。

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千葉市の公式キャラクター、ちばなちゃんもオオガハスの妖精です。
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ハスをたっぷり堪能したあとは、のどが乾いたので園内の茶室「好日亭」をリノベーションしたカフェ『パンとエスプレッソと』に立ち寄りました。

 

すぐ近くにスタバもできていましたが、暖簾のかけられた風情に惹かれ、並んで入店。

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元茶室だけあって靴を脱いで上がるスタイルです。

店内は決して広くはないけれど、お庭も見えて落ち着けました。

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小腹が空いていたのでティラミスを注文。

クリームは自分でかけるスタイルで、店員さんに「どうぞ動画もとってください!」と言われました。

 

円柱型の容器に入ったクリームをエスプレッソシロップを染み込ませたスポンジにかけるとクリームがとろっと広がって、なるほど、インスタ映えしそう。

わたしは動画上手く撮れなかったのでお蔵入りですが、きれいに撮れる人はリールなども作りやすいだろうなぁ。

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あまいクリームがおいしくて、疲れた身体に沁みました。

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千葉公園は、もともと緑も水辺もきれいだし整備されていて好きだったのですが、お店も増えてますますお気に入りの場所になりそう。

 

今回はオオガハスが満開の休日ということもあって結構混んでいたので、また平日などの落ち着いているときにも来てみたいです。

灼熱のひまわりとラベンダー畑

いちめんに広がる花畑、というシチュエーションが大好きなわたし。

ひたちなかのネモフィラや小湊鐵道の菜の花畑など、お花めぐりの旅はいつも心浮き立ちます。ひたちなかは有名になりすぎて花よりも人に酔いそうなレベルですが、それでもお花のきれいさに惹かれて何度でも行きたくなります。

 

この季節ならば、まずは定番のひまわり。

そして、ずっと憧れていたラベンダー!

 

ひまわり畑には毎年何度か行っているものの、ラベンダー畑はこれまで一度も見たことがありませんでした。

 

以前、夏に南仏プロヴァンスを訪れた際、現地ガイドさんにお願いしてプロヴァンスをあちこち回ってもらったことがあります。

ラベンダー畑をリクエストしてワクワクして向かったら、なんと数日前に刈り取られたばかり。殺風景なラベンダーの丘を前に、お土産屋さんで幸運のシンボルだというセミの形のアロマストーン(ラベンダーオイル付き)を買って帰ったという切ない思い出も。

 

今回は、千葉のおいしいパンが食べられるお店目指してドライブに行った帰りに、ひまわり畑とラベンダー畑に寄ることになりました。

 

ひまわり畑があるのは「佐倉ふるさと広場」。

印旛沼のほとりのせいか湿気がすごく、車を降りた途端に車内に戻りたくなるほどでしたが、ひまわりは風車に映えてとてもきれいでした。

とはいえ、やはり暑すぎて早々に退散。

7月初旬、まだ梅雨も明けていないのに34℃を叩き出した日で、風も熱風にしか感じられずそれはもうしんどかったのです……。

 

そんな中でも元気に咲いているひまわり。

1本100円くらいで摘むこともできてちょっと惹かれましたが、家に持ち帰る頃には萎れてしまいそうなので断念しました。

佐倉ふるさと広場/千葉県佐倉市公式ウェブサイト

 

そのあとは念願のラベンダー畑『佐倉ラベンダーランド』へ。

あまりの暑さに心折れそうではあったものの、ラベンダー畑を見られる機会はそうそうないので寄っていくことにしたのでした。

 

そもそも、ラベンダーといえばそれこそフランスか、日本だと北海道の富良野などのイメージ。

千葉の佐倉でラベンダー畑? と、ちょっぴり半信半疑だったものの、着いてみたら想像以上でした。一面に広がる紫色の花畑は涼やかで、ほんの一瞬暑さを忘れるくらい。

ラベンダーの香りも漂ってきて、まさに天然のアロマ。

 

緑に囲まれているからか、ふるさと広場よりも風がさわやかで心地よかったのもほっとしました。

嬉しくて、自分用のお土産にラベンダーミストを購入。

売店にはラベンダーを使った化粧品やグッズのほか、ラベンダーソフトやラベンダーかき氷も売っていましたが、ラベンダーかき氷を食べている子どもを見ると、シロップの色はどう見てもあざやかなブルー。あれってブルーハワイでは……と一抹の疑問を抱きつつ、憧れのラベンダー畑を後にしたのでした。

 

いつか富良野やプロヴァンスのラベンダーも見てみたいけど、とりあえずは千葉で大満足!

佐倉ラベンダーランドHOME - 佐倉ラベンダーランド

 

八千代の古民家カフェ『Cafe hiyori』で桃をまるごと使ったパフェを食べて熱くなった体を冷やし、帰宅の途についたのでした。

 

そうそう!

ドライブのもともとのお目当ては、「ベーカリーハイジ」さんのパンを使った千葉市若葉区のカフェ『さんびお』さん。

恋する豚研究所のソーセージを挟んだバゲットサンド、とっても美味でした。

帰りには白井市にある『ベーカリーハイジ』さんの店舗にも寄って、抜かりなく翌日用のパンを購入。

ハイジさんのパン、特に『クレセント』という三日月型(カフェさんびおで食べたものはS字でした)のパンはびっくりするほどおいしいのです。

ハイジに始まりハイジに終わる、おいしい1日でもありました。

ベーカリーハイジ | 千葉県白井市にあるパン屋さん。

 

いつか住みたい場所

いつか住みたい場所について、考えてみることがあります。

 

こどもの頃に憧れていたのは、海の目の前、断崖絶壁の上に立つ小さな一軒家。

母が単行本を集めていた『ブラック・ジャック』の影響によるものでした。

あるいはマリー・アントワネットが作ったプチ・トリアノン。これも母が持っていた漫画『ベルサイユのばら』より。

完全にまんがっ子です。

 

大人になったいま現実的に考えると、人里離れた海沿いの一軒家はAmazonなどの宅配を使うにしても、どうしたって不便なので住めないなぁと思います。

 

プチ・トリアノン風の家は今だにあり!だけど、普段使いにはこってりしすぎて落ち着かなそうなので、別荘くらいがいいかな。

南仏に行ったときに立ち寄ったロスチャイルド邸はまさに理想のおうちでした。

ピンクの壁に華やかで愛らしいロココ調の内装、海を望むお部屋に、ばらが咲き誇る小さな庭園。

 

バス停からかなり歩いたので買い物はやっぱり不便そうだったけど、ああいった豪邸は運転手さんや使用人ありきの住まいだと思うので、利便性を考える方がナンセンスなのかもしれません。

 

余談ですが、ロスチャイルド邸に行く途中、地元の人に道を聞いたら「2キロ(ドゥー キロメトル)くらいだよ」と言われたのですが、

ドゥー(2)を友人がじゅう(10)と聞き間違えて「ね! どうしよう10キロだって!」と焦っていたのがおかしくて今でもよく覚えています。 

 

南仏のロスチャイルド邸から眺めるコートダジュールの海 | la carte de voyage

 

ちなみに、ロスチャイルド邸やプチ・トリアノンには憧れるものの、実際住むとなると、一軒家はセキュリティの不安があるのでマンション派です。(変なところで妙に現実的)

 

生まれてからずっと一軒家にしか住んだことがなかったので、一人暮らしを始めてオートロックのマンションに住んでみて、あまりの楽さに感動してしまったのです。

玄関の前まで知らない人が来ることがないなんて最高。お庭の草むしりもしなくていいし。

 

我が家はとくに夫と2人なので、窓がたくさんある広い一軒家はひとりでいるとちょっと怖いんですよね。

さらに、親戚が3階建ての家で老後登り下りで苦労しているのを見ているので、もし一軒家だとしても平家がいいなぁ……と思っています。

 

いま住んでいる街は、程よく都会で程よくのどかで、とても気に入っています。

 

少し歩けば大きな川もあるし歴史ある街並みも広がっていて、かつ都心まで20分足らずで行ける。駅まで徒歩10分もかからないのにとても静か。

駅ビルもあって買い物には困らないし、外食好きなわたしには美味しいカフェやイタリアン、フレンチなどがたくさんあるのも嬉しい。

 

ここまでいいとこあるかな?というほど気に入ってはいるのですが。

 

海の近いおうち、都心の閑静な住宅街(幸田玉さんの『小石川の家』みたいな)、リゾート地の見晴らしのいいマンションもいいかも……など、夢は広がります。

 

歩いて行ける範囲においしい個人経営のカフェとおいしい定食屋さん、イタリアンかフレンチ、お花屋さん、小さくてもいいからショッピングセンターと駅があって、お散歩できる水辺や緑の散歩道があれば完璧。

 

夢は膨らむばかりです。

 

いまの家がほぼ理想的な場所にあるのでなかなか難しいけど、夢見るのは自由かなと。

 

たとえは10年後。

どうしているかな? と考えるだけでわくわくします。

満開の小岩菖蒲園へ

花菖蒲がきれいな季節です。

 

花菖蒲とあやめと杜若(かきつばた)、どれも違いがよくわかっていないわたしですが、きれいならとりあえずなんでもよし。

『いずれあやめかかきつばた』という諺があるように、区別がつきにくいものらしいですし。

 

関係ありませんが、かきつばたと言えば在原業平の『から衣きつつなれにしつましあれば……』の折句を思い出す方って多くないでしょうか? 

中学校のときに習った伊勢物語の東下りの段。か、き、つ、ば、た、の言葉遊びが面白くて、いまでも強く印象に残っています。

 

まあそれは置いておいて。

日曜の午後。ドライブの途中、小岩の菖蒲園に立ち寄ってきました。

運転していた夫は「え、小岩? 歩いてでも行けるのに……」などと言っていたのですが、その時点でお目当ての場所を2つほど回ったあとで、レンタカーの返却時間までおよそ2時間。

もうちょっとどこかに行きたいけどあまり遠出はできないし、ちょうどよさそうな距離の菖蒲園に寄ってもらうことにしたのでした。

 

行ってみたら、嬉しいことに花菖蒲が満開!

その日は6月半ばながら日中は30度を超す暑さでしたが、着いたのが夕方だったため涼しい風が吹いていて、菖蒲鑑賞にぴったりなさわやかさでした。

菖蒲園まつりのキッチンカーも引き上げたあとだったらしく、人出も少なめ。

小岩菖蒲園まつり 江戸川区ホームページ

ゆっくり見たかったのでかえってよかったです。

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京成線の線路をバックにたくさんの菖蒲が咲き誇っていました。

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近くに住むようになって4年近くになりますが、菖蒲が満開の頃に来たのはもしかして初めてかも。

 

ちなみに、きれいな花を咲かせる花菖蒲と、端午の節句に入る菖蒲湯の菖蒲はまったく違う植物と聞いてびっくりしたことがあります。

花菖蒲はあやめ科、葉菖蒲はサトイモ科なんですって。ややこしすぎる。

 

菖蒲だけでなく、紫陽花の花もたくさん!

どれも満開で、綺麗に咲いていました。
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前はあまり興味のなかった紫陽花ですが、ここのところ惹かれるようになりました。

白いアナベルや秋色紫陽花など、いろんな紫陽花を見かける機会が増えたからかも。f:id:emilin_balcony:20240621175420j:image

 

花菖蒲と紫陽花をたっぷり楽しみ、車を戻すまでの残りの時間は、近場の干潟で夕日の海を眺めて過ごしたのでした。

 

◼️小岩菖蒲園アクセス

公共交通機関を使う場合、小岩菖蒲園は京成線の江戸川駅が最寄です。小岩駅からだとバス利用。市川からだと市川橋を渡って歩いて行くこともできます。

小岩菖蒲園 江戸川区ホームページ

幅広外反母趾の靴選び

いきなりですが、わたしは靴を選ぶのが本当に大変です。

 

足のサイズ自体は23.5センチで標準的なものの、足幅(ワイズ)が3Eとけっこうな幅広。

しかも長年無理してパンプスなどに足を押し込めてきたせいか外反母趾もひどい。

 

かつてアシックスウォーキングで計測をしてもらった際、担当してくれた店員さんは測る前

「みなさんだいたいご自身のことを幅広って仰るんですが、日本人女性は実は足幅が狭い方が多いんですよ」

とにこやかに言っていらしたのに、実際測ったら「あ、広めですね……」となったのは忘れられません。

 

気に入った靴を試し履きしても、足が痛くならなかったことがほぼないという哀しみ。

もっと困るのは、お店では大丈夫かなと思っても、買って帰って履いてみたら痛くなってしまうこと。

もう何足それでダメにしたことか……。

 

ミュールは特に鬼門で、試し履きの段階では大丈夫だと思ったのに、1日履いたら足が激痛に見舞われて1週間ほど歩けなくなってしまったことも。

整形外科の医師曰く、指先が圧迫されたせいで神経痛を引き起こしたのでは?とのことでした。

切ない夏の思い出です。

 

 外反母趾用と謳っているブランドの靴を試してみたり、オーダーシューズを作ったり、シューフィッターのいる百貨店で選んでもらったり。

いろいろと試してはみたものの、木型が合わなかったり、サイズが合ってもデザインがイマイチだったりして、しっくりくる靴にはなかなか出会えず。

 

スニーカーを履くことも多いのですが、出勤時やおしゃれして出かける時は、もう少しきちんとした靴を履きたいのですよね。

 

そんなわたしの靴選びのポイントは、とにかくひたすら履いてみること。幅広用や外反母趾用となっていても、自分の足に合うかはわからないので。そして、ポインテッドトゥは諦める。これも肝心です。

 

以前から気に入っているのはレペットのバレエシューズ。

柔らかくて履きやすいのですが、底が薄くてたくさん歩くと足の裏が痛くなるので中敷きを入れて履いています。

そろそろ買い足したいけど、お値段がどんどん上がっているので気軽に買うにはちょっと勇気が必要になってきました……。

 

夏場は、去年出会った銀座かねまつのスポーツサンダルを一日置きくらいに履いています。

かねまつはワイズD(細め)が主流で、わたしのような幅広外反母趾族はお呼びではないブランドなのですが、このスポーツサンダルはマジックテープで幅調整ができるのでわたしでも履けるのです。嬉し過ぎて色違いでもう2足め。

TN-240474:サンダル|SHOES CONCIERGE(シューズコンシェルジュ)

 

ルタロンのレザービットバブーシュも、たまたま出会ったのですが履きやすくて愛用中です。色は白。お手入れにはちょっと気をつかうけど、白いローファーにずっと憧れつつ諦めていたのでやっと履けて嬉しい。

 

合う靴が少ないので、これいい!となったものはリピートしがち。

あとは……

革靴ばかりで雨の日に履ける靴を持っていないので、レインシューズで履きやすいものを見つけたいなぁ。梅雨入りもしたことですし。

 

またシューズ試し履きの旅に出なくては。