夫が週末、仙台に出張に行くことになりました。
土曜日の朝から晩までみっちり仕事なんだそう。
「え、仙台? いいなーわたしもあとから行く!」と、さっそく飛びついたわたし。
わたし個人もちょっとバタバタしていたので事前に切符は取らず、当日の夕方、用事がひと段落したあとに新幹線に飛び乗りました。
東京から仙台までははやぶさで1時間半、ゆっくりのやまびこでも2時間とあっという間です。
仙台はそんなアクセスのよさに加えて、
・結構な都会だけど大きすぎない
・街がきれい
・観光地もたくさん
・移動がしやすい
・おいしいものがいっぱい
・素敵なカフェが多い
・温泉がある
と、わたしの好みが存分に詰め込まれた都市なのです。
羽生結弦くんの聖地でもありますし!
到着後、まずは駅ビルS−PAL(エスパル)の地下にあるお寿司屋『塩釜すし哲』さんへ。
塩釜の本店にも伺ったことがありますが、仙台駅の地下で食べられるのは便利で嬉しいです。
この日はいろいろあってお昼をほとんど食べられなかったので、夕方だけどしっかり握りを。
シャリは小さめにしてもらいました。
美味しかった……!
おなかと心が満たされて落ち着いたところでホテルに向かい、荷物を預けてから定禅寺通り沿いの『カフェ・ド・ギャルソン』へ。
以前仙台カフェ巡りをした際にいちばん気に入ったお店です。
フランスの家庭をイメージしたというアンティークでこじんまりとした店内には、シャガールなどがさらりと飾られています。
間接照明のほのかな灯りもあいまって、繁華街にあることを忘れてしまう静けさ。
この雰囲気が好きすぎて、どうしてもまた来てみたかったのです。
近所にあればたぶん週2で通う。
夫との待ち合わせは20時。閉店までいてもまだ時間があったので、アーケード街(仙台の魅力のひとつ。好き)を藤崎百貨店のほうまでぷらぷら歩き、ウィンドウショッピングで時間をつぶしました。
仙台七夕にはまだちょっと早い時期でしたがお祭りだったらしく、ちょうどお神輿を担いでいるところも見ることができました。
『カフェモーツァルト』一番町店でもう一度お茶をして、ようやく仕事を終えた夫と合流して遅めの夕ごはん。
おなかを空かせた夫とは対照的に、わたしは数時間前にお寿司10貫を食べ、飲み物だけとはいえカフェもはしごしているのでさほど空腹感はなく、軽めの食事です。
向かったのは、前に友人に勧められて訪問し、夫婦ともども気に入った『無垢とうや』さん。
このお店に来たくて、食後歩いて帰れるようにホテルも定禅寺通りの近くを取ったのでした。
大きな岩牡蠣やサクサクの野菜天ぷら、牛肉のあぶり寿司などを注文。
(大半は夫のおなかに収まりました。)
どれもおいしく、店員さんの対応もキビキビしていて気持ちのいいお店です。
ホテルは温泉大浴場つき。
大きなお風呂でゆっくりするのが好きなので、選べるときは大浴場付きのお宿をいつも予約しています。
今回はダブルベッドのお部屋でした。
ダブルベッドって、掛け布団も大きめのもの一枚なんですよね。
夫としては、わたしが掛け布団を奪ってしまう危険性があるのでツインがよかったらしいのですが、残念ながら空いていなかったもよう。
果たして、夫が危惧していたとおり、夜中にわたしは掛け布団を独り占めしてしまっていたようです。
寝ている間のことなのでわざとではないものの、そういえば真夜中に「きゅーん…」と捨てられた子犬みたいなか細い泣き声がしていたような……布団をすべて持って行かれた夫の哀しみの声だったようです。
泣いていないで、起こして声をかけてくれてもよかったのに。
起こしたら悪いと思ったのかな。申し訳ない。
そんなアクシデント(?)はありつつ、翌日は夕方まで仙台にいられる予定。
仙台は4〜5回目だけれど、未訪問の場所に行ってみるつもりです。たのしみ。